はじめまして。

LAZYgunsBRISKY、ボーカルのLucyです。



デビュー当時に書いていたブログ。
すっかり日記帳にしたためるだけになった私の日々。想い。


Twitterも、Instagramも、あるけれど
やっぱりしっかり文章書きたくて
ブログをはじめました。
LAZYgunsBRISKYボーカルLucyオフィシャルブログ、略して"Lazy Lucy"。


どうぞ末永く、共に笑い、時に泣いたりしていけたら幸甚にございます。
よろしくお願いしますね。

そ、まさしくハローアゲイン、です。



我々LAZYgunsBRISKYは、今から
ヨーロッパツアー"Hello, again!"を敢行するため、ヨーロッパへ出発します。


ヨーロッパと何かと縁のある私の人生。


産まれてすぐ、1歳にも満たない私は、父の仕事の関係で、ドイツはドゥッセルドルフに住むことになりました。
2つ上の姉と、今の私とほぼ同じ年の母。

ベルリンの壁崩壊直後のドイツ。

私は、散歩に連れられた公園や、どこかの小さなトンネルを抜けた灰色ばかりの景色、母の猫っ毛が伸びたウルフカットヘアーくらいしか記憶にありませんが、
言葉も分からない中で、両親は大変な苦労と努力をしたのだろうと思います。
その凄さがわかったのは大人になってから。


2度目のヨーロッパは、日本の小学校を卒業後、中学校へ上がる前。再び父は転勤となり、家族でドイツのシュトゥットガルトという街へ引っ越しました。(また行くんですか、お父さん…)


この3年間は、よく覚えています!


生涯忘れない大切な出会いも、強い劣等感を持ったのも、一生分の芸術に触れたのも、感情を表すのが下手になったのも、ヒップホップやロックミュージックに出会い、音楽で表現して褒められる喜びを知ったのも、この街、この時期でした。


このシュトゥットガルトにも、今回のツアーで行くことができます。
何の因果か、ドイツで行くのはこの街だけ。




当時私は、世界の影に暮らしていた。
今思えば全く不幸ではない、けれど辛かった。
全ての闇を背負ったような顔をして、目立たぬよう静かに、馬鹿にされないよう人一倍勉強し、その分コミュニケーションのノウハウは疎かに、孤独と会話しながら暮らしていた。




私は多分、暗い人間だ。


友達に、闇の中から光を見ている、と言われた時、ようやく私自身を知ることが出来たような気がした。



だからその分、光の正体を知っている。
闇を照らす光がなんなのか、知っている。



明るく楽しい人生でなんてなくていい。色々経験するうちに全て楽しめるようになっていくはず。



私達がバンドなのは、互いに光を照らし合うからなのではないかな。そうかもしれない。
バンドがやめられないのは、そこに光があるから。



大半の人は、傷や闇を抱えて生きている。


それらを笑い話に変えれる人、つまみにして酒を飲める人、大声で泣いて助けを求めれる人、求められないまま分厚い鎧を着ていく人、様々に生きている。


私は、孤独や理由を必死にかき集めることで、何度も何度も、光に手を伸ばしてきた。


スっと自分を認めてあげれたら楽なのにな。難しいんだよな。


今のところ、生きてく中で最も大切なのは、自分を照らすものがなんなのかを、知ることだと思ってる。
己の幸せの所在、その正体を知ることでもある。
きっとそれは、自分の手に入らなくてもいいの。


知ってさえいれば、あとは、手の鳴る方へ進む。





最近、ブログこそ書きたいと思ったのもそうだけど、いろんな自分自身を再確認している。
再認識というか。



見て見ぬふりをしてきた自分や、現実的なことが今、私を問う。

そんなもんじゃねえだろって。


向き合いたくない痛みや過去や現実を認めて、私を抱きしめてやりたい。


分厚いプライドの盾はあるけど、捨ててもいい。

言わなくていいことや秘密はあれど、自分を、人生を隠したりしないで生きてみたい。


終わらない今日はない。それがタイムラインに流されていってしまわないよう、ここに書いていきたい。



30歳のこの節目に、私がとにかく思うのは、
わくわくしたいんだ。ってこと。

トライアンドエラーだ。




とにかくとりあえず、
ヨーロッパいって派手にやってくる!

ハローアゲイン。