9月に行われる100キロウォーク大会に挑むという友人に付き合い、俺はアシックスの店舗へと足を運んだ。目的は足型測定だ。

現在、俺が履いている靴のサイズは26センチ。

だが、精密機器が弾き出した俺の真の足のサイズは——27.5センチ。

学生時代のバスケットシューズは28センチだった。「歳をとれば足も縮む」という誰かの戯言を、俺はまんまと真に受けていたらしい。

今の俺の足元は、完全に誤ったサイズで固められていたのだ。連日のゴルフで爪が剥がれ落ちていた理由が、今さらながら骨身に沁みて理解できた。

現在、俺の足元を固める靴はざっと30足。

これらをすべて一から叩き直し、買い直さなければならない。

まずは、俺の決定的な盲点を突きつけてくれた男への報酬代わりに、一足のスニーカーを買い求めた。

当然、サイズは27.5センチだ。