大阪からの来訪者——かつての旧友が、私のもとを訪ねてきた。
彼が望んだのは、私が馴染みにしている品川区の隠れ家「舟武」だった。
運ばれてきた刺身の盛り合わせは、圧倒的な存在感を放っていた。研ぎ澄まされた刃先が描いた美しき造形と、凛とした素材の佇まい。そこに一切の甘えはない。
ビールを流し込み、スパークリングワインを開け、冷えた日本酒へと移行する。重厚な酒杯を幾度となく重ね、互いに相当な量を身体に流し込んだ。
出された料理は完璧の一言に尽きる。極上の酒と魚、そして研ぎ澄まされた時間。男たちの静かな夜は、深く、濃密に更けていった。
釣り魚の店舟武
03-3785-1719
東京都品川区旗の台5-7-9 佐々木ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131712/13058617/

