朝から一切の予定を断たれた、空白の一日――。
私は牙を研ぐのを止め、同志たちと共に狂騒の防音室(カラオケ)へと身を投じた。

戦友が手際よく作り上げた「肉天」を、容赦なく口の中へ放り込む。
凄まじい肉汁の奔流。衣のサクサクとした歯触りと、猛烈な獣の旨味が舌を蹂躙する。これは文句なしに、美味い。

喉を焼き尽くすような沖縄の泡盛と、スモーキーな薫香を放つ本物のスコッチ。
度数の高い二つの毒杯を交互に煽りながら、脳髄が快楽に痺れていくのを冷徹に愉しむ。
身体の芯まで満たされる、まさに至高の休息であった。