イレギュラーな依頼イレギュラーな依頼だった。東京のセミナー会場で、俺はNasdaq上場企業の製品プレゼンを引き受ける羽目になった。 当初のチーム司会の計画は瓦解している。 逃げ場のないステージで、即席のプレゼンを武器に戦うしかない。 タイムリミットは40分。この怪物のすべてを語るには、時間は砂時計の砂のように無慈悲に消えていく。俺は脳細胞をフル稼働させ、極限まで削ぎ落としたロジックを叩き込んだ。 ステージを降りた俺の自己評価は80点。だが、あの極限状態の銃撃戦(プレゼン)で生き残った。それだけで十分だ。