次に向かったのは、建長寺。

鎌倉五山第一位。

そして臨済宗建長寺派の大本山でもある。

私にとっては、ただの観光地ではない。

どこか特別な空気を感じる場所だ。

境内へ足を踏み入れる。

まず目に入るのは壮大な伽藍。

山門。

仏殿。

法堂。

どれも圧倒的な存在感を放っている。

長い年月を経てもなお、その美しさは色褪せない。

もちろん、この季節は紫陽花も美しい。

だが、この寺の魅力は花だけではない。

建築物の造形。

計算し尽くされた庭園。

静寂の中に漂う緊張感。

それらが一体となり、独特の世界を作り上げている。

しばらく歩いていると、時間の流れがゆっくりになったような気がした。

そして今回、もう一つの目的があった。

河村瑞賢のお墓参りだ。

江戸時代、日本の物流や土木事業に大きな足跡を残した人物。

その功績を思いながら手を合わせる。

歴史の教科書では数行かもしれない。

だが、一人の人間が残した仕事の大きさを考えると、自然と背筋が伸びる。

紫陽花を楽しみ。

歴史に触れる。

そして静かな時間を過ごす。

建長寺は、やはり何度訪れても新しい発見がある。

——美しいものは、いつの時代も人の心を動かすのだと思う。🌿✨⛩️🙏