クタビーチのサンセット
今日は海に入りながら、その時間を待った。
朝二時間。
夕方三時間。
——さすがに体力も限界だ。
波を追い続けるのは楽しい。
だが、身体は正直だ。
肩も張っている。
脚も重い。
それでも海に入ってしまう。
クタの波には、それだけの魅力がある。
夕方になるにつれ、空の色が変わっていく。
海の上で待つ時間。
波の音。
潮風。
悪くない。
今日はちゃんとサンセットを見ることができた。
——幸せだ。
結局、こういう瞬間のために旅をしているのかもしれない。
ホテルへ戻る。
そのままプールへ入り、身体についた砂を落とす。
これも南国のルーティンだ。
そして改めて思う。
バリ島は、やはりこの時期がいい。
寒くない。
湿度もちょうどいい。
身体が自然に緩む。
そんな夜だった。
