タマンアユン寺院へ。

ユネスコ世界文化遺産にも指定されている寺院だ。

門をくぐった瞬間、空気が変わる。

静かだ。
だが、不思議な緊張感がある。

敷地内を歩く。

幾重にも重なる塔。
整えられた庭園。
水辺に映る建物。

どこを見ても美しい。

派手さはない。
だが、その分だけ歴史の重みが伝わってくる。

長い時間をかけて守られてきた場所なのだろう。

観光地でありながら、どこか神聖さが残っている。

こういう場所に立つと、人間の時間感覚は案外短いのだと思う。

何百年も前から、この景色はここにあった。

——素敵な場所だった。

静かに、そう思った。