以前圭土さんのソロアルバムについて書いた時、
「あくまでレ・フレールが好きでソロには興味がなかった、でもお兄ちゃんのソロアルバムには飛びついた」
と書きましたが、その飛びついたアルバムがこちらです。
飛びついた理由は2つ。
大好きな曲ばかりだったから(基本的に兄さんが作った曲は私のツボにハマる)。
そして、初めて聞く楽器の名前ばかりずらりと並んでいたから。
レ・フレールでキャトルマンスタイル(ピアノの1台4手連弾)で発表されてきた、守也さん作曲の楽曲を別の楽器で演奏するというこのプロジェクト。
なんと40種類以上の楽器と、60名以上のミュージシャンの方々が参加されています。
どんな楽器で演奏されているかというと...
狂想曲 /ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、胡弓
Eagle /ピアノ、タブラ、馬頭琴、ホーミー、ディジュリドゥ
Shamrock /フィドル、ヴァイオリン、バウロン、アコースティックギター、アコースティックベース、ティンホイッスル、アイリッシュフルート、イリアン・パイプ
宝石 /ツインバロン、ストリングスカルテット
宝探し /ツインバロン、ストリングスカルテット
G sign /ピアノ、ハーモニカ、アーコースティックベース
星空 /ツインバロン、ストリングスカルテット
カタルーニャの風 /フルートデュオ、ストリングスカルテット
METALLOID /ストリングスカルテット
月の歌 /ピアノ、ソプラノ
Presage /ピアノ、ストリングスカルテット
Glory Moment /コルネット、オーボエ、イングリッシュホルン、ヴァイオリン、チェロ、コーラス
Flower Dance /カシシ、トランペット、トロンボーン、ベリンバウ、パーカッション
La Flamme /フルートデュオ、ギター、アコースティックべース、ヴァイオリン、ウドゥ
Over & Over /フィドル、ジプシースウィングトリオ
Saltimbanque /ピアノ、京胡
別れの曲 /ピアノ、オーボエ・ダモーレ、ストリングスカルテット
Endroll /ピアノ、トイピアノ、ヴァイオリン、チェロ
クラシック好きの母に「〇〇って何?」と質問した回数数え切れず。
母の答えはほぼ「知らない」だったのでどんなアレンジになっているのか全く想像できず、たまらなく欲しくなって幼なじみと妹に買ってもらいました(そんなに欲しいなら自分で買いなさい)。
ピアノはもちろん守也さんが弾いています。
同じベーゼンドルファーのインペリアルでも、今回はダニーくんではなくヘンドリックくんとタッグを組んだようで。スタジオレコーディングだからか、いつも聴いてるダニーくんの音とはちょっと違う。けど守也さんとの相性は抜群に感じます(はい、素人の戯言です)。
この音色、強弱の付け方、低音の使い方、ペダルの使い方、滑らか過ぎるもはや何部音符だかわからないやつ(たぶん16部音符のテンポ速過ぎなやつ)....守也さんに惚れ直した~(〃∇〃)!!
一番びっくりしたのは『ホーミー』。
人の声なのですが、これはもう聴いてもらうしか説明ができない!!Eagleは元々クセになって大好きな曲だったけど、これは益々クセになる!そして益々サスペンスに合うかも!笑
多くの民族楽器が使われているので、この1枚で世界各国を『旅』した気分になれます。アジア、ヨーロッパ、ブラジル、ジャングルにまで行けちゃいますよ!
そして、作曲守也さん、アレンジ守也さん、色々な楽器の音を想像しながら楽譜におこしたのも守也さん、色々な楽器の伴奏として優しく美しく力強く響くピアノを演奏しているのも守也さんなので、『斎藤守也の才能という世界』を『旅』できる1枚だと個人的に思っています。
この方ピアノ協奏曲とか作れてしまうのではないか....
そしてそして、このCDのブックレットも必見です!
使用された楽器や、参加されたミュージシャンと守也さんの写真がずらり。
本当に楽しそうな、守也さんがただの音楽少年になっている笑顔も並んでいます♪
守也さんの飼い犬だったウーシーを診察されていた獣医さんによるライナーノーツ、守也さん自身によるライナーノーツからは、守也さんのシャイで優しくて音楽が大好きな、温かい人柄が伝わって来ます。
曲解説も守也さん自身がされていて、微笑ましいコメント続出です。
個人的には『Special Thanks』に連ねられている名前もツボで、あぁ~やっぱり兄ちゃん好きっ!!(黙って)
実はフルートを持っているまいける、イヤホンで大好きな『別れの曲』を大音量で聴きながら、オーボエ・ダモーレパートをフルートで吹く事にハマっています笑。
守也さんの優しすぎるピアノが伴奏してくれるんですよ!(アホ)
でもブックレットをお読みになった方はご存じの通り、守也さんはこだわってオーボエ・ダモーレをあの曲で使ったのですよ。だから勝手に楽器変えてごめんなさいなんですけど、本当に幸せなんです!笑。1人で家で楽しむだけだから、どうか許して下さい!!!笑
ちなみに同じく大好きな『Glory Moment』にも挑戦したのですが、シャープ♯が多すぎて(まいけるはフルートではフラット♭が得意)テンポについていけないので現在個人練中です。
ということで(どういうことだ)、音楽好きの方もそうでない方も楽しめる1枚だと思います。1枚でこれだけの楽器の音、これだけのジャンルの音楽が聴けるCDはそうそうないと思います。
お子さんに「何か習いごとを....」と考えていらっしゃる親御さんにもお勧めです。お子さんから「この楽器やってみたい!」と声が上がるかもしれないですよ(*^▽^*)
是非皆さん、『斎藤守也ワールド』を『旅』してみてください!
【余談】
曲順にももちろん意図があるのだろうけど、1曲目が狂想曲ってインパクトあり過ぎです兄さん。弦楽器使うとこわさ....いや迫力が増してすごいですよ。
でもやっぱり最後はEndrollね!!キャトルマンスタイルでもこのバージョンでも私を泣かせるぅぅぅぅ!!この曲好き過ぎて、自分でピアノで弾く事が許されていないのです笑。
しかしトイピアノって綺麗な音がするのねぇ♪守也さんが弾くから?もしやベーゼンドルファーのトイピアノ??笑
