12月11日(土)、日本FP協会主催の
「パーソナルファイナンス教育を考えるシンポジウム」
にYASUこと平野泰嗣が参加してきました
2008年のリーマンショック以降、各国では
金融機関によるリスク商品の販売に対する規制強化を図ると同時に、
消費者に対する金融リテラシー教育の強化の重要性を認識して
その対策を取り始めているそうです
特にイギリスでは、
金融リテラシー教育を国家戦略として位置づけ、
金融庁から独立した機関を設置し、
約150億円もの資金を投じて金融教育を行っているそうです。
日本では、金融経済教育の重要性は認識されつつも、
国家的な活動には至っていないのが現状です。
私の所属する日本FP協会では、金融経済教育の推進に向けて、
「パーソナルファイナンス教育スタンダード(Ver.1)」を策定しました。
この教育スタンダードは、各世代及びライフスタイル別に必要と思われる
パーソナルファイナンスに関する習得項目を整理したものです。
例えば、「貯蓄・投資」に関する項目では、
●小学校時点
・お小遣いやお年玉を、保護者を通じて金融機関に預けることができる
●中学校時点
・目的を考えてお小遣いやお年玉を貯蓄することができる
・金利の概念を理解し、預金期間などに応じた利率の違いに関心を持っている
・普通預金、定期預金など主要な貯蓄手段があることを知っている
●高等学校卒業時点
・貯蓄・投資の仕組みや特徴の概要を理解している
・単利・複利の計算を理解している
・株式、債券、投資信託など主要な投資手段の概要を理解している
・主要な貯蓄・投資手段のリスクとリターンの関係、リスクの種類・性質を理解している
・自己責任原則と預金者・投資家保護制度の概要を理解している
●学生・シングルライフ・ファミリーライフ
・計画的に貯蓄・投資を行うことができる
・内的・外的な環境の変化に応じて、貯蓄・投資計画を見直すことができる
・利回りの差による長期的な運用結果を比較することができる
・専門家と相談しながら、貯蓄・投資手段の特性(流動性、安全性、収益性)、リスクの種類・性質、自らのリスク許容度を踏まえて、資産配分や金融商品の選択を行うことができる。
(以下省略)
となっています。
高校を卒業して社会に出ることを前提に考えると、
高校卒業時点で自分で判断するのに最低限必要な
知識の習得が望ましいということで、
結構、難しい内容が盛り込まれていると感じます。
今年から、大学でパーソナルファイナンスの講義を担当し、
まさに大学生向けに金融経済教育を行っているのですが、
今まで、金融経済教育をほとんど受けていない学生向けに
話すとなると、それぞれの項目について1から伝える必要があり、結構大変です。
けれども、受講した学生から「役に立った」との感想も
多く貰っているので、パーソナルファイナンスの分野は
学生自身も関心の高い分野だと感じています。
この先、不確実性の高い世の中を自分自身でライフプランを立て、
しっかりと生きていくためには、
パーソナルファイナンスの教育は重要だと思います。
私もその担い手の一員として少しでも役に立てればと思います。
(YASU)
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