台風が2つも接近しているそうですね。
地震、雷、渇水、猛暑に台風・・・
本当に最近の自然現象は、映画「デイ アフター トゥモロー」さながらの
恐ろしさを感じます。
ところで、みなさんは「天候デリバティブ」という言葉を
聞かれたことはありますか?
気温や降水量などの気象条件を対象とした金融商品で、
たとえば「この夏の平均気温が予め契約時に設定した気温よりも
○○度高い(もしくは低い)場合に、いくらいくらの補償金を支払う」
という条件を設定します。
仮にこの夏が冷夏だとすると、ビールメーカーは売り上げが伸び悩み
利益に影響してしまいますね。
そこで、ビールメーカーが天候デリバティブ契約を損害保険会社と結び、
「この夏の平均気温が例年よりも1度低かったら○千万円補償金をもらう」
と設定し、利益の落ち込みをカバーする仕組みです。
今朝(8月23日)の日経新聞によると、この天候デリバティブが需要が高く、
次々と商品開発がされているそうです。
例として挙げられていたのは、
主な導入企業
「猛暑の場合」 遊園地、ラーメン店、ガス会社
「冷夏の場合」 ビアホール、プール、海の家
「暖冬の場合」 スキー場、電力会社
などでしたが、
面白いなぁと思ったのは、「多湿の場合」の「のどあめメーカー」でした。
ことわざで「風が吹けば桶屋が儲かる」というのがありますが
逆のパターンというのでしょうか。
日常のちょっとした自然現象で、困る企業がこんなにあるなんて・・・。
株式予想にアナリストがいるように、天候デリバティブに気象予報士の
存在が欠かせなくなりそうですね・・・(NAO)