20歳を過ぎても、「自分が将来、どんなように生きたいのか分からない」という若者が非常に多いと言われています。


その原因は、もしかしたら「やさしさ」ばかりを教える教育に問題があるのかもしれません。

「自立した個人」を育てる教育をしたほうが良いのではないかという教育学者も増えてきているようです。

人生の3大支出は?というと、大抵のファイナンシャル・プランナー(FP)は、「①教育資金、②住宅資金、③老後資金」を挙げるでしょう。


そして、「子供一人にかかる教育資金は、幼稚園、小学校、中学校、高校、全て私立に行かせたら約950万円で、全部公立の場合は、約200万円です。それに大学の費用を約400万円とすると、○○円は最低でも準備する必要がありますね。」
といった回答をするのが普通なのかもしれません。

でも、ちょっと待ってください!
大学に入って20歳を過ぎても「自分のやりたいことがわからない」というような子供に、大学へ行かせる必要が本当にあるのでしょうか?

日本では、学費の大部分を親が負担する大学生の割合は、78%に達しますが、アメリカでは29%、イギリスでは21%にしか達しないそうです。


アメリカ、イギリスの学生の多くは、奨学金や教育ローンなどから学費を払い、就職後に返済するというのが一般的だそうです。
ですから、アメリカ、イギリスの人から見れば、親の教育資金に大学の費用を見積もること自体が「非常識」ということになります。


もし、親の用意する教育費用の見積もりから大学にかかる費用約400円を除いたら、老後の生活に準備する費用や住宅費用にも余裕が出てきます。

それに使わなくても、自分自身が人生を楽しむお金に使うことだってできるかもしれません。

そうは言っても、やっぱり自分の子供は可愛いものです。
でも、「可愛い子には旅をさせよ」という諺(ことわざ)があるように、そうやって、頑張った子供の方が、これからの厳しい社会では、勝ちぬく力を自ら身に付け、お子さん自身にとっても幸せのような気がします。

私自身、大学の費用を親に払って貰った、堂々とこんなことを言えないのですが、昨今のニートやフリーターの増加を見ると、ふと、そのように思ったりします。(YASU)


日本学生支援機構( 旧・日本育英会)では、無利子・有利子の貸与制度があります。