「働くお父さん その1」の続きです。


私の友達(Aさん)が、そのまた友達夫婦(B夫妻とします)と家で食事をした時のことを話してくれました。


B夫妻の(妻側)

「働いて家計を支えるのは、夫として当たり前でしょ?

私は、養ってもらっている、なんて思ったこと一度もないわ!

そんな考え、古いよ~」と友達に話したのだそうです。


友達は、「養ってもらっている、という言い方が古いと受け取るなら表現を変えるけど、でも、だんなさんがいろんな嫌なこと、辛いことがある中、

仕事をやめずに頑張ってくれているのは事実だし

そのおかげで、今私は仕事をしていなくても生活できるんだから、

感謝してるなぁ・・・」と答えたそうです。


私も友達もOL時代に一人暮らしをしていて、

「仕事も大変だけど、辞めたら生活できなくなっちゃうしねぇ」と

飲みながらよくぼやいていました。

職場の大変さも、生活の大変さも少しは味わっているので
やはり働き続けてくれるだんなさんに「夫として当たり前」だなんて思えないのでした。


B夫妻の(夫側)もまた(妻側)のセリフを聞いたかどうかは分りませんが、

「妻が家事をするのは当然なんだから感謝なんてしないよ」と話していたそうです。

(ご主人としてのプライドもあったらしいのですが)

奥さんが「働いて当然」と思っているのなら、だんなさんも「家事は妻の仕事だ」と譲らないのも無理はないと思います。


私の友達Aさんも、それからB夫妻も、「夫が会社員で、妻が専業主婦」

という立場に変わりはありません。


同じ立場に立っているはずなのに・・・向いている方向が違うような気がします。


「お互いに感謝している」夫婦と「してもらって当然」と思っている夫婦・・・

家庭の雰囲気が随分変わってしまいますよね。


これは、家庭のことに限ったことではないと思います。


オフィスで女性社員や若手社員が書類をコピーしたり、文書作成をしたあと、

同僚の男性社員や上司が「当然!」という態度で受け取るのと、

ちょっと一言「サンキュー」と言ってくれるのとでは

気持ちが大分違うと思います。

お給料に反映する評価ではなくても、ちょっとした感謝の気持ちで

疲れが労われるし、オフィス全体の雰囲気も良くなるような気がします。


あまりわざとらしい感謝の言葉は、おかしいと思いますが

普段から、ちょっとしたことにでも素直に「ありがとう」と言えるようになりたいと思いました。

(NAO)