タイトルを見て、「???」と思われた方が多いかと思います。

今から10年前、私がまだFPの勉強をする前のことです。
当時、社会人になって1年目だった私は、ボーナスや毎月の貯金でちょっとまとまった金額になったので、将来のために運用をしようと思い、選んだ金融商品が郵便局の「定額貯金」でした。

定額貯金は、最高10年間、決まった金利で、半年毎に複利で運用される商品です。

あまり意識していなかったのですが、50万円を2回に分けて預け入れをしました。

1回目 預け入れ日 平成6年 9月 金利2.70% 金額50万円
2回目 預け入れ日 平成6年12月 金利3.15% 金額50万円

この満期日が、今年の9月と12月に迎えました。

10年間経過後の満期金の受け取り金額は、

1回目  9月受け取り分が、653,800円(税引き後623,040円)
2回目 12月受け取り分が、683,449円(税引き後646,760円)

その差額は、約3万円(税引き後23,720円)となりました。

この理由は、今では考えられないことかもしれませんが、わずか3ヵ月の間に金利が、2.70%から3.15%に上がっていたことにあります。そして、金利差0.45%が、手取りで23,720円の差を生んだのです。

もし、その当時、金利の計算をきちんとしていれば、9月の預け入れ分を12月に解約して、再度、12月に預け入れ直すという行動を取っていたはずです。

もう10年前に戻ることはできませんが、金利の計算を怠ったことが理由で、3ヵ月で23,720円の損をした計算になります。

今は、低金利ですが、これから金利上昇があるとすれば、中途解約、預け先の見直しも必要になってくると思います。
中途解約は、ペナルティがあるといっても、ペナルティを受けても得することもあります。
その損得を冷静に判断(計算)することが大切なのだと実感した体験でした。<YASU>