「お金」の価値を考える時、時間的価値という考え方が大切です。たとえば、今日の100万円と1年後の100万円は、どちらが価値があるでしょうか。仮に銀行の金利が1%(今は、もっと低い金利ですが・・・)だとすると、今日の100万円は、銀行に預けると1年後には101万円になっているはずです。従って、今日の100万円は、1年後の100万円よりも価値があると考えることができます。
よく、「国民年金保険料は、月額13,300円で、40年加入した場合に支払う保険料の合計額は、638.4万円で、一方、もらえる年金額は、毎年79.45万円(平成16年度)だから、8年ちょっともらえば元が取れる。年金が受給できるのは、65歳からだから、男性の平均寿命78歳だから、ほとんどの人は、元が取れる。」といった説明がされます。
果たして、この説明は正しいのでしょうか?
もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、毎月13,000円を40年間積み立てた時のお金の価値は、単純計算で638.4万円にはならないのです。時間的価値を考える必要があります。
仮に毎年2%で運用(超長期運用ですから、このぐらいの金利設定でもまだまだ低い)しながら積み立てるとすると、ざっと976.8万円(計算は省略しますが、年金終価係数というものを使います)になります。そうすると、年金額79.4万円で割り返してみると、12.3年もらわないと元を取ることができない計算になります。受給開始年齢の65歳に12.3年を足すと、77.3歳となり、男性の平均寿命とほぼ同じになります。
このように時間的価値を考えてみると、年金の元が取れる、取れないの議論もずいぶん事情が違ってくるように思います。
さて、皆さんの感想はいかがでしょうか?
P.S.
国民年金について私の個人的な意見は、加入すべきだと考えています。
国民の義務うんぬんという議論の以前に、老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族年金といった3つの保障があります。民間の保険会社で同じ商品を作ったら、保険料ははるかに高くなります。国からの保険料の補填もあることを考えると、断然有利な商品なのです。
よく、「国民年金保険料は、月額13,300円で、40年加入した場合に支払う保険料の合計額は、638.4万円で、一方、もらえる年金額は、毎年79.45万円(平成16年度)だから、8年ちょっともらえば元が取れる。年金が受給できるのは、65歳からだから、男性の平均寿命78歳だから、ほとんどの人は、元が取れる。」といった説明がされます。
果たして、この説明は正しいのでしょうか?
もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、毎月13,000円を40年間積み立てた時のお金の価値は、単純計算で638.4万円にはならないのです。時間的価値を考える必要があります。
仮に毎年2%で運用(超長期運用ですから、このぐらいの金利設定でもまだまだ低い)しながら積み立てるとすると、ざっと976.8万円(計算は省略しますが、年金終価係数というものを使います)になります。そうすると、年金額79.4万円で割り返してみると、12.3年もらわないと元を取ることができない計算になります。受給開始年齢の65歳に12.3年を足すと、77.3歳となり、男性の平均寿命とほぼ同じになります。
このように時間的価値を考えてみると、年金の元が取れる、取れないの議論もずいぶん事情が違ってくるように思います。
さて、皆さんの感想はいかがでしょうか?
P.S.
国民年金について私の個人的な意見は、加入すべきだと考えています。
国民の義務うんぬんという議論の以前に、老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族年金といった3つの保障があります。民間の保険会社で同じ商品を作ったら、保険料ははるかに高くなります。国からの保険料の補填もあることを考えると、断然有利な商品なのです。