ソニーが、水銀をまったく使わないアルカリボタン型電池の商品化に成功し、
今年10月に発売します。
水銀は電池が膨張するのを防ぐためなどに必要不可欠でしたが、
捨てられた電池などから漏れると、
環境に悪影響が及ぶ有害物質です。
小さなボタン電池での無水銀化は不可能といわれてきましたが、
独自の技術開発力でついに実現することができました。
水銀は電池の安全性を保つのに欠かせません。
具体的には、負極の材料である亜鉛から発生する水素ガスを水銀の被膜で覆って吸収し、
電池の膨張による液漏れなどを防いでいます。
しかし、水銀には毒性があり、環境への影響は大きい。
EU(欧州連合)が
06年に電気・電子機器に水銀を使用することを原則禁止するなど世界的に規制の動きが広がっていて、
日本ではすでに平成3年の段階で筒型の乾電池では無水銀化を実現しています。
しかし、その後、電子機器の小型化で急速に普及したボタン型電池については、
小さすぎて技術的に無水銀化は不可能というのが、業界の定説となっていました。
しかし、ソニーは独自の研究を積み重ね、水素ガスの発生そのものを抑制する技術を開発。
まず17年に世界で初めて、高級腕時計などの交換電池向けで、
酸化銀と水銀を吸収材に使うタイプのボタン型電池の無水銀化に成功しました。
酸化銀より安価な
「二酸化マンガン」
を使っている市販用のアルカリボタン型電池については、二酸化マンガンは酸化銀に比べて水素ガス吸収力が弱く、
ソニーの水素ガス抑制技術をもってしても、水銀に頼らざるを得なかった。
ソニーはさらに技術を駆使して、
電池子会社のソニーエナジー・デバイスの市販バッテリー部門が、
アルカリボタン型電池の無水銀化プロジェクトを極秘裏にスタートさせました。
1年ほど、試行錯誤を繰り返した末、
水素ガスを吸収するある
「添加剤」を発見。
ついに水銀をまったく使用しないアルカリボタン電池の開発にこぎ着けました。
長年の電池生産で培った材料を選別する技術者の目が、
水銀に代わる存在を見つけ出したのです。
ソニーでは10月から市販用のアルカリボタン型電池を無水銀タイプに切り替え、
合わせてパッケージも
「水銀ゼロ」を表示したデザインに刷新。
環境に優しい電池をアピールします。
ソニーは、国内でアルカリボタン型電池を製造する唯一のメーカーです。
国内市場でのシェアは約3割を占める。
今回のアルカリボタン型電池の無水銀化で、
合計で年間470キログラム
(500ミリリットルペットボトル換算で約68本分)
の水銀を使わなくて済むようになったそうです。
ソニーのすばらしい取り組みで、
業界全体に脱水銀の動きが広がって行きそうです。
ボタン式電池は、
小さいので水銀については、
まったく気にしていませんでしたが、
今回の発売を機に、
水銀0に代えたいと思います。
今年10月に発売します。
水銀は電池が膨張するのを防ぐためなどに必要不可欠でしたが、
捨てられた電池などから漏れると、
環境に悪影響が及ぶ有害物質です。
小さなボタン電池での無水銀化は不可能といわれてきましたが、
独自の技術開発力でついに実現することができました。
水銀は電池の安全性を保つのに欠かせません。
具体的には、負極の材料である亜鉛から発生する水素ガスを水銀の被膜で覆って吸収し、
電池の膨張による液漏れなどを防いでいます。
しかし、水銀には毒性があり、環境への影響は大きい。
EU(欧州連合)が
06年に電気・電子機器に水銀を使用することを原則禁止するなど世界的に規制の動きが広がっていて、
日本ではすでに平成3年の段階で筒型の乾電池では無水銀化を実現しています。
しかし、その後、電子機器の小型化で急速に普及したボタン型電池については、
小さすぎて技術的に無水銀化は不可能というのが、業界の定説となっていました。
しかし、ソニーは独自の研究を積み重ね、水素ガスの発生そのものを抑制する技術を開発。
まず17年に世界で初めて、高級腕時計などの交換電池向けで、
酸化銀と水銀を吸収材に使うタイプのボタン型電池の無水銀化に成功しました。
酸化銀より安価な
「二酸化マンガン」
を使っている市販用のアルカリボタン型電池については、二酸化マンガンは酸化銀に比べて水素ガス吸収力が弱く、
ソニーの水素ガス抑制技術をもってしても、水銀に頼らざるを得なかった。
ソニーはさらに技術を駆使して、
電池子会社のソニーエナジー・デバイスの市販バッテリー部門が、
アルカリボタン型電池の無水銀化プロジェクトを極秘裏にスタートさせました。
1年ほど、試行錯誤を繰り返した末、
水素ガスを吸収するある
「添加剤」を発見。
ついに水銀をまったく使用しないアルカリボタン電池の開発にこぎ着けました。
長年の電池生産で培った材料を選別する技術者の目が、
水銀に代わる存在を見つけ出したのです。
ソニーでは10月から市販用のアルカリボタン型電池を無水銀タイプに切り替え、
合わせてパッケージも
「水銀ゼロ」を表示したデザインに刷新。
環境に優しい電池をアピールします。
ソニーは、国内でアルカリボタン型電池を製造する唯一のメーカーです。
国内市場でのシェアは約3割を占める。
今回のアルカリボタン型電池の無水銀化で、
合計で年間470キログラム
(500ミリリットルペットボトル換算で約68本分)
の水銀を使わなくて済むようになったそうです。
ソニーのすばらしい取り組みで、
業界全体に脱水銀の動きが広がって行きそうです。
ボタン式電池は、
小さいので水銀については、
まったく気にしていませんでしたが、
今回の発売を機に、
水銀0に代えたいと思います。