真夏日和のニューヨークでございます。
モニタリングに行く金曜日。
ふとクリニックに向かう途中の人々を見て、
あの おじいちゃんも、お父さんも、お母さんも、娘も、青年も、
ストリートに うなだれて座って物乞いをするホームレスも、
みんなスゴイ ミラクルでこの世に生まれてきたんだよな。
妊活を頑張って、妊娠することが、これほどまでのミラクルを重ねて成立することを学んできたので、過度にそんなミラクルを思ったら、
人間の存在だけで、尊いと熱く震えちゃったよ。
すみません、モニタリング前なので、ちとエモーショナル。
遂に、IVF(体外受精)の第一歩を踏み出すよ!
このモニタリングに血液検査とソノグラムの結果で、次のステップの投薬に進めるかどうかたったので、気持ち高ぶってたらしい。(まだ投薬にもいたってないのに。)
じゃあ、まずは、おやつから行っとく?(え、感情極まって おやつかよっ!)
あ、今日は、安っぽいチョコチップマフィンだった。
(無料スナックにケチを付ける女。
そして、その安っぽいマフィンを3つも食べた、安っぽい女こりんご。)
レモンとキューカンバーウォーターは、
アメリカナイズしたチャイニーズビジネスの象徴に思ってしまうのはアタシだけか?
今日の血液検査とソノグラムでのホルモン数値で、バースコントロールピルの卒業か、卵巣刺激投薬が始まるかの瀬戸際よ!!!
モニタリングは、金髪で細身のナンシーちゃん(仮名)
「う〜ん、卵、隠れちゃってるみたいで、全然、見えないわね〜。」
えっと、素人考えで、バースコントロールピル飲んでるから、卵巣休んでて見えなくていいものかと思ったけど、
「あの〜、それって、よくないのでしょうか?」
って聞き終わる前に、
「shiiiii!」
シィー!ってされた。
「隠れてるだけよ、今見つけてから!
ほら、いた! 小さいのが右に3つね。
ちょっと押すわよ〜!
左にも、小ちゃいけど3つね。」
「小さくて」 を連呼してたナースで、
でも、これから育つんだから小さくていいんじゃないのか?と思ってたんですが、
「Have a good day!」
とソノグラム終了するから、なんかせっかくだから質問したいぞと、
「すみません!
ソノグラムを頻繁にやるから気を使ってたんですが、モニタリング予約の前夜に性交渉しない方がいいんですよね。」
「そんな心配いらないわ!」
「でもモニタリングしずらくなったりしませんか?」
「大丈夫よ! 気にせず、やってちょうだい!」
モニタリング前夜でも、やっていのね。
なんか、歯医者に行くのに歯を磨かない感じですけれど。
モニタリング技師さんが去ってから、
あ、しきりに卵が小さい小さい言ってたけれど、これって良くないのか?
これから育つんじゃないのか?
標準より小さいってことか?
4mmって言ってたから、これから生理が来て排卵まで、一般的には14日くらいはあるから、1日1〜2mmで育っても、20mm前後にはなるよね?
なんで、小さいを連呼してたんだ?
Sexの質問よりも、卵のサイズについて聞けば良かった。
心配いらないと思うけど、気になって、検査室を出た後、次の検査に行こうとしていたナンシーを捕まえて、
「す、すみません!」
えっ、何ですかと言わんばかりの驚きの顔つきなナンシー
「卵のサイズが小さいっておっしゃておられたのですが、何か それが問題になりでしょうか?」
「問題ないわよ。」
そんなことくらいで呼び止めやがって感が伝わって来た。
それでも、こっちの気持ちは、その一言で、安心にも不安にもなるんだから、ナースや技師さんは、そういうことに、もっと気を配って欲しいもんだよ。
(日本のような待遇を、アメリカで求めたアタシが悪いのか?)
そして、首を長〜くして、結果のメールが届くのを待っていた。 ← それは胴だね。
来たっ!
5時間後に検査結果と、次の指示が書かれたメールが届いた!
「Starting Stimulation Medication(s)」
排卵刺激剤の摂取開始と書かれたメールではないか!
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