フットワークは軽いんで、
無知な自分に気づいたら、見に行ってくればいい、確認して来ればいい。
キングコング西野さんって誰？
先日、そんな大胆発言 (大失言)をしていた こりんごで、
NY生活も長くなると、とんと日本の芸能スポーツに疎くなってしまう。
お笑い芸人から絵本作家になったという、キングコング西野さん、
日本ではこんなに有名で、NYでも活躍されていたと言うのに、
Who is he?
と言う失態を犯していた こりんご。
それでですね、知らないのならば見に行ってみよう！
という事で、西野さんの個展のチラシをもらっていたので行ってみることにしましたよ。(単純明解)
実は、ハワイに住むRainbowさんが、コメントくださって、
「西野さんの個展に来てたはずのホームレス小谷さんという、ホームレスなのに海外行きまくってる面白い人がいるので、こりんごさんとの対談が聞いてみたかったなぁ。と1人で妄想してましたw。」
ホームレスの小谷さん？
かつて、このキングコング西野さんの家を家賃停滞で追い出されてホームレス生活が 始まったと言う小谷さん。
ホームレスなのに海外を飛び回って、(しかもビジネストリップだぜ！)
募金募って結婚までされたそうで、
いや、ホームレスなのに海外旅行ってどう言う事？
なんでも、海外に住む人が、小谷の旅費を出してまでもお招きしたい方だそうで、
(えっ、どんだけ魅力的な人なん？)
以前、Rainbowさんも、ホームレス小谷さんをハワイに招いたらしい！
Rainbow さんのご主人と英語日本語ちゃんぽんインタビューされてて、
(定職のあるアタシだってハワイ行ったことにないのに、ホームレス小谷さん、まじハワイに呼ばれてた！
)
)世の中には、エクセントリックな生き方している人がいるものである。
その小谷さんも、西野さんの個展に来てると言う。
ホームレスの本場ニューヨークにようこそ！
(そんな本場イヤだけどね
)、
)、そんなホームレスを職業にしている日本人に会って話しを聞いて見たい！
あわよくば、アタシのラジオ番組でインタビュー出来るかしら？
(なんでも、50円お支払いすれば彼の1日を買えるらしいので、インタビュー断られても、50円払えばOKかしら？
あ、50円 持ってねぇしね。50セントでお願いします。)
しかし、人生アイデア勝負だなって、感心です。
あの〜、ホームレスで盛り上がってるところ恐縮ですけど、
こりんごさん、あんた、西野さんの個展行くんですよね？
小谷さんっ、そこポイントじゃなでしょ？
(あはは、西野さん そっちのけ )
)と言う事で、行って参りましたよ、元キングコング西野さんこと、西野亮廣 絵本作家のExhibition!
なんかね、5番街、6番街の、43rd Street のイベントスペースで行われてるんですけれど、
SOHOとか、トライベッカとか、あえてアーティストなエリアでなくて、ハイソなミッドタウン！
逆にロケーション的には足を運びやすくてよいし、ウチのオフィスからも近くて便利！
グラセン (グランドセントラル駅)も、
パブリックライブラリーも、
ブライアントパークも、
タイムズスクエアも、
セントラルパークすら徒歩圏内！
ちょっと奥さんっ、まじ、ミッドタウンのど真ん中ですよっ！
スペースレントいくらするねん！
直ぐに、金に結びつけてしまうNY在住 中流階級若干下回ってる庶民こりんご。
悪い癖である。
あ、ここだわ、お花飾ってある。
入り口に、日系コミュニティーの空気が漂い、入場に、一時、戸惑う自分よ。
(もっと写真、引いて撮れよ。)
よし、息を飲んで入場だっ！
入り口で、モゾモゾ躊躇する こりんご、非常に怪しい人物に映ったであろう。
その入り口の近くに黄色いウインドブレーカーを着た人がいて、怪しい自分を悟られたか？
多分、あの人が、西野さんだっ！
チラシの写真と顔が似てる！
(ここまで来といて、西野さんの顔すら知らなって反則だな、お前！)
思わず怖じけずいて、入場ためらう自分。
ますます怪しい！
えぇいっ、入場だっ、
うっ、
沢山のストローラーに阻まれで、思うように身動きが取れないぞ！
でも、大人の方もいらっしゃってる。
(でも、やっぱりストローラーは、必須？）
そして、やっぱり、あの黄色いウインドブレーカーさんが、多分、西野さんだよ。
Facebookで、みんな西野さんと写真一緒に撮ってもらってるポストを何度も見かけたけれど、
「西野さんですか？」
なんて、恐れ多くて声かけれない！
「違います！」
って言われたら困るしね。
なんせ、ギャラリーに、ホームレスを探しに来た女ですから。
もうね、このアーティスティックな空間に、
天真爛漫の子供達、
そのママ友グループ、
この不慣れな空気に飲まれっぱなしで、目がどこまでも泳いで行ってしまった。
落ち着くのに、しばらく時間を要した。
周りをシャットアウトして、作品をゆっくり見て回ろう！
写真とってもいいらしいよ。
）
この絵、見てよ！
センターに誰かいる！
あ、ホームレス見つけた！
(これ小谷さん？ いえ、ゴミ人間です。)
なんか、子供だけにはもったいないくらいの、
ちょっとお仕置き的な怖さとかも見せてくれる。
でも、やっぱりストローラー。
キャンバス仕立ての作品もありまして、
（西野さんの作品だけれどね。）
こちら！
なんか、遠巻きに、スマイル頭蓋骨に見えるでしょ？
アタシ、伊達にメタルバンドのドラマーやってなかったから、ドクロとかお手の物！
ほら、
でもね、よく近づいて見ると！
スゴイ、細かいっ！
バルーンの船だったっ！
西野さんの新作絵本、「Poupelle Of Chimney Town」
バンドにいた時は、ウチラも、CDで、これよくやった。
あはは。（懐かしい！）
見本で、読んでもいい本があったので、ちょっと手に取って読んでみました。
いや～ん、ビックリ！
子供だましじゃなかった！（なんだと思ってたんですか？）
ただの綺麗な絵じゃなくて、ストーリーが濃いのっ！
しかも、日本語と、英語までついてる！
とっても、魅惑な文体のストーリーだから、日本語って、書き方によっては、比喩とか使って、とっても美しく魅力的だったりするじゃない？
そういった文章がふんだんに使われてて、これを英語で、どう訳すのだろうか、そっちも気になる！
でも、日本語で、一気に読んでしまいたい！
でも・・・
やっぱりストローラー、誰かの視線や、笑い声が気になって、本に集中できない！
文句は言えない、ここ図書館じゃないからね。
しかも、絵本の展示会だから、子供がメインで何が悪い！ですよ。
だから、この絵本、じっくり読みたくて、購入しようかと思っちゃったよ！
本の購入者たちに、気さくにサインをしてくれて、一緒に写真を撮ってくれていた西野さん。
ピースって、次から次へと、購入者のお願いに答えてサインやら写真やら丁寧に対応されていた。
じゃあ、こりんごも、この絵本購入で、西野さんの直筆サインもらって、写真とか取ってもらおうかな？
（さっきまで、西野さんのこと知らなかったのに、急に、西野さんをアイドル化してる。）
ついでに、アタシのビジネスカードも渡しちゃおうかな？（図々しい！）
あ。人生タイミング。
さっきまで、気さくにサインや、写真を皆さんと撮っていた西野さん、
取材班がやって来て、囲みインタビューとなってしまった。
となると、今、この絵本購入しても、サインもらえない、写真も撮ってもらえない！
うむ～、また出直してくるか。
今度は、夜に来ると、この幻想的な絵の数々が、もっとロマンティックに映るかも！
お子様も、少ないだろうから、ゆっくり、じっくり作品を見て回れるし、
本もじっくり読めそうだ。（買ってくださいね。）
では、本日は、この辺で退散しますか？
あ・・・
最後の最後まで、乳母車。
「すみません、通してもらえますか？」
蚊の鳴くような声で、ストローラーのママさんにお願いし、無事退場！
ニューヨークのママ友たちが、帰ってゆく・・・
なぜだか、思いにふける、個展であった。
今日の、ニューヨークの空模様みたいに。
あ、すっかり、ホームレス小西さんのこと、忘れてたね。
それでは、本日のNYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、
こちらも、作家で、絵描きさんでもある、野中ともそさん！
彼女の文章や、絵も、とっても柔らかで好きです。
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