アメリカで歯が欠けた時の覚悟

夕べ、ポップコーン食べてたら、

ガギっ！

ギャー、奥歯が欠けたっ！

こんな時、アメリカに住む者は、何を思うと思う？

歯の治療、いくらするねん！？！？！

これアメリカ生活の現実でございます。

日本にお住まいや、アメリカに住んでるけど、まだ渡米したばかりとか、アメリカで歯科医院に行ったことのない貴方は、そんな発想ございませんでしょうけど、

Welcome to America!

噂には、聞いたことあるわよね、アメリカの医療費が、どれだけ高額かってことを。

貴方、歯医者で虫歯治療でもしてもらってごらんなさい！

保険持ってたって、どんだけ請求して来るねんって、顎外れるから！

特にニューヨークの治療費は、ハンパないよ！

あれは、場所代も込みだからね。

はい、アメリカの治療費は、ドクターの言い値でございます。

日本のように、全国統一された保険点数性ではございません。

土地の高いのでマンハッタンでの治療を、クイーンズなんかで全く同じ治療をしても、値段が全然違って来たりします。

これが、マンハッタンプライスってヤツです。

これに調子に乗って、ボッタくるドクターも存在致します。

だからと言って、治療費の安い日本がいいかと言うと、これも、ドクターは保険点数を稼がないと儲けにならないので、1日に多くの患者を診ないといけなくなります。

1日に数人をじっくり診療出来るドクターと、

1日に30〜40人と数をこなさなくてはいけないドクターだったら、

同じレベルのドクターでも、治療が雑にならざるを得ないのは、後者のドクターよね。

ちょっと日米のデンティストリー語らせたら、永遠に続くから、ちょっと止めておくけど、

(アメリカでのデンタルプロブレムがある人は、メッセージしてくれれば相談に乗るわよ！)

とにかく治療費が高いから、なんとしてでも医者に通いたくないわけね。

ちなみに、救急車も有料なので、具合悪くても、救急車呼ばないでくれと言う方もいらっしゃるほどで、

そんな高額医療のアメリカで、とりあえず医療保険はあるからと思っている貴方！

アメリカでは、医科(メディカル)と歯科(デンタル)は、全く別の保険であって、別々に保険をかけなくてはいけない。

前にも言ったけど、保険を持っているからって、どこの医院でも使えるわけでもない、保険の種類やランクによって使えるクリニックや、保険が適用される内容も変わって来ます。

大きな大企業なら、医科、歯科ともに、そこそこカバレッジのいい保険を出してくれるが、

自営業だったり、会社が小さかったり、個人で保険に加入の場合は、

医療費のみならず、医療保険費も とんでもなく高いので、とりあえず医科保険のみで、歯科保険に入らない人がいたりするのよ。

もちろん、こりんごちゃんのオフィスも小さなクリニックなので、医科保険しかなくて、

デンタルプロブレムは、ウチ歯科医院ですから、ただで治してもらえるのがベネフィットってわけね。

でも、4年働いてるけど、今まで、今回も含め3回しか治療かかったことない。

予防の歯科クリーニングですら、2回しか受けたことない。

プロフェッショナルから言わせてもらうと、年に2回のチェックアップ&クリーニングはした方が望ましいですけど・・・。

貴方、前にも記事にしたけど、実は、無意識のうちに、たいていの人は歯ぎしり、食いしばりをしている人が多いのよ。

貴方、この食いしばりって、かなりの強い圧力かかってるから、自分の歯が欠けたり壊れたりするだけじゃなくて、肩凝り頭痛にも繋がったりするのよ。(詳しくはリブログ読んでね。)

だから、歯医者でチェックしてナイトガードを装着するのを進めるけど、

ナイトガードとデンタルフロスは、こりんごが日本勤務だった頃は全然、日本では普及してなくてね。

前述したけど、アメリカは、とんでもなく医療費が高いので、予防にはメッチャ 力いてれます！

で、そんな、予防重視で、歯ぎしり防止のナイトガードして、デンタルフロスも毎日してる こりんごでしたけど、

ガリっ！

奥歯が欠けたっ！

(↑2回目の発言)

参考までに、この場合、マンハッタンプライスであれば、

欠けた部分を、白い詰め物(レジン充填)で処置出来れば、詰める大きさにもよるが、400ドルから500ドル

詰め物で対応しきれず、クラウン、インレーなどの被せ物をする場合は、1800ドル前後です。

保険がある人は、保険が使えれば、たいていは、50％のカバーはされるので、歯科医の提示金額の半分が自己負担金です。

そりゃ、歯が欠けたら、

いくらかかるねん！

って思ってしまう気持ち、理解して頂けるでしょう。

こんな時だけは、よかったわ〜歯医者勤務でって思います。

と言うことで、今日、治療してもらいましたよ。

麻酔が、超効き過ぎて、

ひゃべれぇなひぃ〜。(喋れない〜)

どうするよ、今夜、こりんごラジオの収録だぜっ！

歯医者に行って、麻酔かけられて、

急に大事なミーティングが入ったり、人前で喋らなくてはいけなくなった場合の対処法。

通常、個人差はありますが、麻酔が切れるまでに ４〜５時間はかかります。

水たくさん飲んで、

体内から麻酔を尿で流し出しましょう！

若干、早く切れるそうですよ。

でも、もう、水飲めねぇ〜ぞっ！！！(ゲプっ)

本日のNYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、

歯って一本なくなっただけでも、発音変わってくるよ！

じゃあ、日本人の英語発音について研究された、ジョシュアポペノさんの再放送、聞いておきましょうか？

ポペノメソッド、超面白いですぞ！

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赤毛のヘイズ