2017/11/19
本日のそこまで言って委員会
最近ヘッドラインになっている日本の企業の不祥事や労働問題について議論していた。
この番組は、そこらへんに転がってる報道番組とは、本当に一味違う。
今回もぶっちゃけた話と、多角的視点から物申していた。
残業時間の法律化についても議論があったのだが、
現在の現場の労働者達の最もメジャーで極めて深刻な意見が議論に出てこなかった。
それは、
「残業の上限規制のせいで、今まで残業代が出ていた残業が、サービス残業になった。」
という問題だ。これが現実。
そして、社員の意見をまとめて、労働について議論しあうという場は、火の車の中小企業では決して行われない。
そんな時間はない。みんな納期とクレームに追われて、労働問題を考えることは決してない。
幹部は、自分は労働階級じゃないし、頭が鈍くて自分を労働者階級に投影できない、演繹ができない。
行政がどうこうして法律作ったら良いって話じゃない。
しかしながら、行政が口を出さなければいけないこの現状は情けない話だ。
「公私混同するな」という言葉がある。
だが、労働というものに関しては別問題である。
みんな自分(私)のために会社(公)で働いているのであって、公私は表裏一体である。
そのくそったれの詭弁の綺麗ごとをぶった切ったほうがいい。