飛ぶか | れびりんす

れびりんす

人生という迷宮と向き合う日々の記録と記憶と何か。

ある日の帰宅中。

真夜中の駐輪場で聞き慣れないパワーのある音が響いていた。

バタバタバタバタみたいなドゥルルルルルルみたいな。

音源はちょっと見渡すとすぐわかって、蛍光灯に向かって羽ばたいて近くに止まるに止まらないカブトムシだった。


すぐに最近の我が家の昆虫熱の高さが思い浮かんで、持って帰ろうかどうか悩む。

豪快にバタついてる姿からオスかメスかわからず、オスだったら角を持った状態で自転車乗って持って帰れるかな、と思ったんだけど、止まった姿を見たらメスだったので断念。


その話を帰宅後、深夜にまだ起きていた奥さまにしたら、


「服にくっつけて来れば良かったのに……、飛ぶか」


とのこと。

うん、飛ぶと思う。

しばらく見ててめちゃくちゃバタバタしてたから。

でもやっぱ欲しそうだったので、これは次の機会にはどうにか持ち帰らねばと思いましたとさ。