「千年桜、見ても何もわからなかったね。」
「まあ、最初からそんなに都合良く行かないさ。」
「のんびり行きますかー!」
「へえ。せっかちな美愛には珍しい。」
「あれ?うちそんなイメージ!?人生をゆっくりと落ち着いて謳歌していますのに…」
「ほうほう。それはそれは存じ上げておりませんで大変失礼を申し上げてしまいました。」
「わかればよろしい。おーっほっほ。」
「キャラがブレブレだぞ…」
「あれ?そう!?」
「まあ、実際慌てても仕方はないんだけど、なるべく早く解決・対応への糸口も見つけないとなんだよね。」
「うん。わかってる。とりあえず次はどうするつもり?」
「桜も見たことだし、ちょっと街に戻ってご飯にしない?情報収集も兼ねて。」
「いやーん。零ったら話がわっかるーぅ。」
「なんだ、腹減ってたのか…。」
「うん。めっちゃ。」
「お腹減ったお腹減ったー!って言い出さなかっただけ、ちょっとオトナになったのかもね。」