久しぶりに車(仕事)のネタです
私はミニボートを運搬する為に、スズキのキャリートラックDA63Tを使っています。
(コレはお客様のキャリートラックですが同型車です)
1号機は父親が14年間使った中古を譲り受け、車検を継続して乗っていました。ところが、丸2年使ってそろそろ車検だなぁって時に、左右のタイヤハウス(ドアを開けると見える室内側)の激しい腐食と、フロントガラスの飛石によりヒビが伸びてしまい、継続を断念😭
腐食に関しては、乗り始める時から末期だと気づいていたのですが、タダで貰った車だし🛻と割り切ってました。
お客様の同型車を何台もメンテナンスしていて気づいたのですが、この車ってフロントマッドガード(泥除け)の隙間から入り込んだ泥が、溜まって抜け辛い構造の様です。
使用環境にもよりますが、泥除けを外すとかなりの確率で下の画像の様になってます。
コレをそのままにしておくと、湿気を含んだ土や新潟県の場合、融雪剤の成分が原因で腐食していく訳ですね☝️
この袋状になった空間の底面には、500円玉位の穴が空いていますが、湿った土や泥は落ちないんですね〜
なので自社での車検整備の際は、マッドガードを外してからスチーム洗浄を行っています。
それともう一点☝️
これはキャリーに限らず、エブリーにも言えることなんですが、フロントデフ上部の4WD切り替えモーター。
(フロントデフ下からの画像)
この真上にフロントデフ作動用のモーターが付いてて、確か3極のカプラーで駆動してたと思います。
フロントメンバー下のアンダーカバーを外すとのぞけますが、コイツの黄色丸はデフケースの内圧逃がし用で、赤丸は切り替えモーターに繋がっており、何用か不明?いずれも負圧は効いておらず、このどちらかが外れている事が多々有ります。
それを外れたままにしておくと、湿気や水分がデフ内部に侵入して、モーターを故障させたり、デフオイルが白濁したりします☝️
モーターの駆動は電気式なので、外れていても普通に4WDに切り替えが出来てしまうんで、気が付きにくいんですよ😔
私はミニボート釣行以外のオンショアな釣りの場合は、エブリーバン(DA64V)で行動してまして、その車がまさにその状態になっていて、デフオイルは白濁しまくってました…焼け付く前に気づいて良かった〜
現在のトラック2号機は、21年式15万キロ走行のキャリートラック同じくDA63T、7型(リヤデフ故障車)をO/H修理、外装は全面塗装して乗ってます😁
同じ顔したDA63Tでも年式により、細かな変更(改良)が施され、駆動系に関してはミッションのギヤ比やリヤデフの最終減速比なんかが初期の物から大きく変更されてます。
なので1号機(平成17年式)は国道を60kmで走行していてもエンジンの回転数は高めで、高速なんか走ろうもんなら、吹けきって90km出すのがやっとでした。
今の2号機(平成21年式)は、50〜60kmが乗り易く100km出すのもそれ程苦になりません。
マニアックなお話しでしたね😅
愛車を末永く使いたいキャリー&エブリー乗りの皆さん、是非参考にしてみて下さい⤴️