これ以上近くに来ないで。


私は弱いから、

暖かいものに寄りかかってしまう。


付き合えない、って、

好きな人がいるんだって、そう言ったのにそれでもキムはそこに居てくれる。


そこに居ちゃダメだよ。


私を甘やかさないで。


「何してる?

今仕事終わったんだ。ごはん食べに行かない?」


そんなに優しくしないで。

私は一人でも立っていけるのに、キムがそんなに優しくしてくれたら、いなくなったときに寂しすぎるでしょ。


Jオッパのこと好きなのに、

とっても好きなのに、

会えないんだもの。


負けちゃいそうになる。


だからお願い。

これ以上そばに来ないで。


離れるんだ。

距離を保つんだ。

さよならだ。


そうすれば、もっともっと傷つかないで済むから。

それは私のため。

そしてあなたのため。



前よりもっと、近くなった気がする。


先週は一度だけ会って、それから会えなかった。

彼は連絡くれたけど、私が忙しかったから。

今週は試験期間。

勉強するよ。


オッパは今日から、少しの間実家に帰る。

オッパも大学の試験期間だね。


前より連絡くれるの。

それは私が連絡するからだ。

前は全然しなかった。

つんつんしてた。

高飛車だった。


でも気付いたんだ。

ほかの男の子にしてるみたいなこと、なんでオッパにしないのかな、って。

だってそうすることで、みんな私が自分に気があるって思うのに。

そして私のこと、気になりだしたり、好きになってくれたりするのに。


だから、ほかの気の置けない男の子にするようなメール、

その代わりにオッパに送るようにしたんだ。


そうすればきっと上手くいく。


そのバランスはきっと上手くいく。


思い込ませたいよ。

感じて欲しいよ。


私がオッパのこと、とっても好きだって。


ね。


連絡がくるととっても嬉しいの。



自分に気のある相手は、絶対気になっちゃうんだから。

好きになっちゃうんだから。



気付くんだ。

やっぱりJオッパのこと好きなんだ。


キムのこと、たくさん傷つけて、もう本当に終わりにしなきゃ。


久しぶりの、オッパとの電話。


ねえ。

はっきりさせてもいい?



「私と付き合う?」


笑って、聞こうと思ったけど、言葉にならなかった。


素直になれない。

いつだって言葉にできない。


だから、オッパは言ったんだ。

本当に自分のこと好きだったのか、わかんない、って。


好きなんだよ。

大好きで、言葉にならない。


そう伝えられたらいいのに。



クリスマスに会おうか?って。


どんな気持ちで言ってるの?


ああ。

自信持たなきゃ。


オッパと私は、いつだって恋人みたいな距離で、オッパも私のこと考えてくれてる。

なのにいつもすれ違いみたい。


だから。

大丈夫だから。


好きだよ。

付き合おうよ。

一緒にいようよ。


ずっと考えてた。


初めて会ったとき、こんなに近くなれるなんて思ってなかった。


もうあれから一年以上経つんだね。


そしてますます惹かれてく。


好きだから。




Alicia Keys

Jオッパが、キムがしてくれてるみたいなこと、たぶんしてくれないってわかってる。

彼は自分の夢に忙しくて、私の側にはいられないかもしれない。

今はその時期じゃないのかな。


こんなにも、キムが側にいるから、Jオッパのこと、わからなくなるんだ。


だって、好きだって態度で示して欲しいんだ。

不安になるんだ。ならないって決めたのに。

ちゃんと言ってくれなきゃ、わかんないよ。




考えすぎないで、楽しめばいい。


答えは出るから。

傷つくのも、傷つけるのも、お互いさまだから。

全部知ってて、それでもキムは側にいてくれるんだから。


前に進むんだ。

答えは自然に出るよ。


自信を持って。


揺れてる。

キムオッパ、とってもいい男の子なんだもの。


自分のことふって、後悔しないでね。

そうしてくれたら、自分もつらくないから。


そういうくせに、私が付き合えない、って、好きな人がいるんだ、って言った後も、今まで以上にナイスにしてくれる。

そんなことして、あとでつらくなるの、彼なのに。

もちろん私もだけど、それは自業自得。



それで考えるんだ。


私の欲しかったのは、信じられる人だったって。

私の求めてたのはそれだけだって。


それって、キムじゃだめなのかな。

Jオッパじゃなきゃだめなのかな。


だって、キムのこと、好きになりかけてるんだ。


好きなんだ。



夜、Jオッパとごはん一緒に食べて、彼の家に行った。

お姉さんと一緒に住んでいる家。

久しぶりに、お姉さんにも会えてよかったな。

私のこと、覚えてくれて、笑った顔がかわいくて、好きなオンニ。

彼の部屋に行ったことある女の子は、きっと私だけ。


オッパのお母さん&姉と私、って同じタイプなの。

身長も同じくらいだし、イメージが似てる感じ。

これ、きっといいサインだ。


ねぇ。


オッパのために、日本へのチケット、買うのはやりすぎかなぁ。


オッパが日本に来てくれたら、一緒に東京でクリスマスを過ごせるのに。


クリスマスに会いたいなぁ。


オッパはどう思ってるかな。


私に会いたいかな。


聞いてもいいのかな。


・・・

そうだね。今度会った時、笑いながら聞いてみよう。


クリスマスに私に会いたい?って。



私は会いたいよ。





大学院の男の子。

32歳だって言ってたから、男の子じゃないかな(笑


学生だからかな。

とっても若く見える。


ランチに何度か誘ってもらって、ディナーも一度だけ。


金曜の夜に、突然の電話。


これから飲みに行かない?


って。


都合が悪くて、ごめんね、って言ったけど、

そうだな、もしタイミングが合えば、彼と仲良くなっちゃうことはできるな。


頭も良くて、来年はアメリカの院に奨学金で留学しようか考えてる彼。


脈ありなのにね。笑


でもこれ以上、複雑化させたくない。




キムオッパのことで払った代償はとっても大きなものだったけど、そのせいで、その影響で、そのおかげで、、、なんて言えばいいんだろう、私、Jオッパに対して、もう中途半端でいるのはやめて、当たって砕ける覚悟で接しようと思ってるんだ。


だって、キムって言うものすごくナイスな男の子を失ってまで、それでも離れられないんだもの。


中途半端はもうおしまい。


好きだって、

会いたいって、


だって、彼も私のこと好きなのに、ずっとそれを信じられなかったんだもの。


信じて、信じて、前に進むんだ。



PCを立ち上げると、オッパの写真。

私しか知らないオッパの顔。



もう離さないから。


躊躇しない。




たくさん傷つけた。


「付き合おう」


そう言われて、すぐに答えられなかった。


泣いて、考えて、それでもやっぱり、私、Jオッパのこと好きだから、だめだって。

キムオッパとは付き合えない、、、って伝えた。


キムオッパは、私をとっても大切にしてくれて、今までできなかった分、これからもっとたくさんしてあげるって言ってくれて、

彼は本当にいい男の子で、

これでバイバイなんだって思ったら、泣けてきた。

自分勝手だよね。


でも今になって知るんだ。

彼が私のこと好きだったこと。

そして、私と恋人として付き合っていきたいと思ってること。


「エマに会うと、一緒に過ごした幸せだった一ヶ月間のこと、思い出すよ」


って。

それだけで涙が出るんだ。


ごめんなさい。


私、振り回してばっかりだ。

それで傷つけて、自分も傷ついて。


キムオッパ。

私もすっごく楽しかった。


「今度、ね。」


そう言って帰っていった。


オッパ。

今度なんてないんだよ。

これが最後なんだよ。


これ以上一緒にいたら、私はもっともっと彼を傷つけてしまうから。


傷ついた彼を見たくないから。



「妹だと思って。」


自分勝手なの、わかってる。

妹にしてよ。

お願い。


早く、とっても素敵な女の子を好きになって、恋人になってよ。



最後のディナー。

テーブルの番号は昔の恋人の誕生日だった。


そして、バーで最後に流れていた曲は、MSと一緒に聴いた曲。

彼の大好きだった曲。

思い出のたくさんつまった曲。


ねえ。

二人とも、何を伝えたいの?

私、正しい道を進んでる?



25歳で大学院を卒業して、

彼は韓国で仕事をしていて、

その年の内に結婚したい。

12月。


26歳。

やりたいと思っている仕事について、

二人で英語圏の国に移住する。

彼がやりたいと思ってることを一生懸命にできるように、サポートしたい。


二人ならきっと、一緒に成長してけると思うから。

助け合っていけると思うから。


私たちの夢は大きい。


だから私は彼をリスペクトする。


やりたいこと、しよう。

欲しいもの、全部手に入れよう。


一緒なら、きっともっとがんばれる。


だから私は勉強する。

前に進む。


信じる。


私は欲しい未来を手に入れる。