木村拓也選手がなくなってから、数年がたった。
37歳という若さ、コーチとしてのキャリアをスタートさせた
ばかりのその直後だった。
引退前には、キャッチャーとして出場、ミスを
犯すことなく無失点で切り抜けるというスーパープレイを
見せた。どこでも守れる!とはこのこと。
事実、ピッチャー以外の8ポジションを全て守ったことの
ある選手である。
だが、
18年間もの間、プロの選手としてプレーしてきた彼であるが、
そのプロ野球人生はとても「スター選手」と呼べるものでは、
ない。
日本ハムファイターズに1991年、ドラフト外で入団。
その後広島東洋カープ、読売ジャイアンツと渡り歩き、
18年間もまっとうした。
一流選手でない彼が、どうしてそんなに長くプロの世界に
居られたのだろうか?
NPBの新人研修で彼が語ったものを要約したもの。
・自分に必要だと思うことを常に探し、身につける。
・身近なライバルに刺激を受ける。
といった、サラリーマンでも、読んでいて「ぐっ」と来る
内容となっている。
生き方というか、考え方が本当に素晴らしい。
彼本人を知れば知るほど、惜しい人を亡くしたと
思わずにはいられない。