マサル(記)です。
アイアンマンヘビーメタル級王座、というプロレスの王座がある。
DDTプロレスリングという団体が管理しているチャンピオンシップの一つだ。
数あるプロレスベルトの中でも、防衛する難易度が非常に高いことで有名だ。
なぜか?
常に防衛する必要があるから、
常にとは?
文字通り、「常に」だ。
24時間、365日。
いつでもどこでも誰とでも、だ。
レフリーがいて勝敗が判定できればいつでも王座が移動する。
例え、それが試合中でも、試合後でも、というかプライベートのときでも。
王座奪取した途端に王座奪取されることもある。
勝敗は3カウント、ギブアップ、TKO(どこでもなので場外カウントはない)
反則判定は一切ない。
で、逃げられたら王座防衛。
例えば、不意打ちでイスでぶったたいて3カウントでもOKだし、寝ているところを上からそっと被さって3カウントでもあり。
この王座、元々はアメリカのプロレス団体 WWEが以前管理していたハードコア王座というベルトのルールをモチーフにした(というかパクった)もの。
ただし、ハードコア王座はWWEのレスラー&スタッフ(たまに素人もいる)である必要があるんだけど(TV放映されていることも重要)、
アイアンマンの場合は団体以外の人間でも挑戦可能、
というか人間以外でもOK。
過去の王者では、LiLiCo、アナウンサー(三田さん)、天才てれびくんのADさん、机、脚立、女子プロ団体の場外マット、などがベルトを巻いたことがある。
そんなアイアンマン王座、今はアメリカに渡っている。
ジョーイ・ライアンというレスラーが日本で奪取し、そのまま帰国したためだ。
で、そこでもアイアンマン王座が移動している。
問題は、その王座を奪取したレスラーで、レイ・ミステリオとかチャック・テイラーとかスコット・ホールとかコルト・カバーナなど、著名レスラーがこのベルトの王座経験者に。
しかも、奪取の仕方も
・ジョーイ→ミステリオ(不意打ちの丸め込みで3カウント)
・ミステリオ→ジョーイ(寝ているところをそっと3カウント)
・チャッキー→ホール(不意打ちしたジョーイにじゃんけんで勝って譲渡してもらい3カウント)
・ホール→カバーナ(「GiveUP」と書かれたメモを読み上げてもらってギブアップ勝ち)
・カバーナ→ジョーイ(ストレッチしているカバーナを押さえ込んで3カウント)
と、色々ひどい。
まぁ、そのあたりがこの王座の真骨頂なんですけどね。