マサル(記)です。
意外と。
昨日の話のちょっとだけ続き。
色々な美術展を見に行って思うことの一つが、絵のサイズだ。
基本的には洋画は大体大きい。
肖像画とかは依頼されて描くものなのでそれなりに大きい。
宗教画や風景画とかも、大体金持ちの貴族だったり教会だったりが大部屋に飾ってるのででかい。
逆にちっさいのは庶民向け(商家など)の絵。
ホントにちょこっとしたやつ。
大体が風景画でね。
女子がフォトスタンドに写真とか飾るくらいのイメージ。
雲の写真とか女子は飾っちゃうでしょ?
あんなカンジかな。
で、
日本画の場合は大体逆だ。
小さい。
予想以上に小さい。
浮世絵とかはB4~A4くらいだし。
というか細長い、かな。
大体、絵巻物とか掛け軸だからね。
西洋の場合、絵はキャンバスに描いて壁に飾るが、日本の場合は掛け軸にして床の間に飾る。
ので、それほど大きなサイズというカンジにはならない。
屏風とか襖絵とかになると大きいけどね。
あれはほぼ西洋の壁画と同じ感覚だから。
で、だ。
ここまでは前フリで、
昨日観た絵で、意外とちっさい、と思ったのが2つ。
一つは若冲の鳥獣花木図屏風。
タイルみたいなやつよ。
http://jakuchu.exhn.jp/feature7.html
屏風絵なので横方向にはでかい。
でも、縦方向にはそれほど大きくない。
調べてみたら、168.7×374.4cmだった。
なので、もっとビザンチンのモザイクタイルみたいなのかな?と思ってたけど、意外とこまかくて昔のファミコンの画像くらいな解像度だった(そこにまた絵が書いてあるんだけども)
もう一つは、黒田清輝の湖畔。
湖を背景に女性が浴衣で涼んでる絵ね。
http://www.salvastyle.com/menu_japanese/kuroda_lakeside.html
近代日本洋画の代表作なんだけど、意外と小さい。
69×84.7cm。
もっとこう、どかーんとでかい絵だと思ってた。
いい絵でしたけど。
そうそう、フェルメールの絵なんかもちっさいよ。
天文学者なんて 51cm ×45cmだって。
そりゃあ小さい。
名画といわれるものって迫力があるものって思い込みがあるからか、現物とのギャップに驚かされる。
モネのラ・ジャポネーズとか大きかったんだけど。