スーパーボウル2015観ました | マサルのブログ(記)

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基本的にはそこそこ長い文字列が必要だったり画像が必要だったり140文字程じゃぁ中々難しい話ですぜ旦那って場合ここに書こうと思ってるんだが、

マサル(記)です。


ようやく観おわった。


月曜に開催されたNFL 2015年シーズンの決勝戦、スーパーボウル。

アメリカでは2人に1人は確実に視聴しているという、アメリカで最大のスポーツイベント。

あ、NFLってのはアメフトのリーグね。


日本ではあまり馴染みのないかもしれないけど、豪華なハーフタイムショーはご存知だろう。

スポーツニュースやら芸能ニュースでよく取り上げられるよね。


今年の対戦カードはカロライナ・パンサーズvsデンバー・ブロンコス。

リーグ最強のオフェンス(攻撃)チームと評判高いパンサーズと、かたや司令塔ペイトン・マニング引きいる堅実なチームプレーが売りの守備が他チームの対決だ。


特に、クォーターバック(アメフトでボールを投げる人)である大ベテラン・マニングは今シーズンで引退が噂されててこれが最後の試合か、ということもあり絶対に負けられないというカンジ。


一方、パンサーズは若く才能溢れるクォーターバックのキャム・ニュートンが売りのチーム。

ニュートンは新型クォーターバックと言われるタイプで、パスを投じる以外に必要ならば自ら走ってヤードをゲインする『モバイル』と呼ばれるプレイスタイル。


そもそも、アメフトってのは他のスポーツに比べても個々のポジションで専門性を高く求められるスポーツだ。


通常攻撃チームと守備チームが交互に入れ替わりながら進む(野球の守備と打撃みたいな)ので、攻撃チームや守備チームはそれぞれ別のチームを用意できる。

加えて、スペシャルチームっていうキック(開始のキックやフィールドゴール)を行う専門チームもあり、計3チームが必要なのね。


さらに、ポジションとかもざっくり説明すると、

・ブロックする専門(オフェンシブラインやディフェンシブライン)

・パスを取る専門(レシーバー)

・ボールを受け取って走る専門(ランニングバック)

・走る相手を止める専門(セーフィティ)

・フィールドゴール専門(キッカー)[1]

・↑の人へボールを遠くにスナップ(股の下から放る)する専門(スナッパー)

・↑の人から来たボールをキャッチしてキッカーのために微妙な角度で立てて固定する専門(ホルダー)

・パント[1]で飛んできたボールをキャッチして走る専門(リターナー)

など。


ホントはもっと細かいし、兼任するようなポジションもある(ラインとレシーバー兼任のようなタイトエンドとか)


で、


クォーターバック(QB)は攻撃チーム所属のパスを投げる専門ポジション。

加えて、攻撃の指示をヘッドコーチ(監督みたいな人)やオフェンスコーディネーター(打撃コーチみたいな人)からチームに伝える、いわば攻めの司令塔。

このポジションがヘボだとちっとも勝てないので、なるべくいい腕のQBには怪我をして欲しくないのだ。


故に、ボールを持って走るとなるとタックルされる頻度が上がるので本来QBは走らない。

ちょっと前だと、QBが走る→緊急事態→スクランブルと呼ばれていたくらいだ。


それが、近年「走る」QBが増えたのだ。

ニュートンはそのタイプね。

マニングはその逆。昔ながらのタイプ。


つまり、古豪vs新型という対決。

試合前はノリノリのパンサーズ有利という予想。


で、肝心の結果なんですが


 24-10、ブロンコス勝利。パンサーズ惨敗。


という勝敗。


ざっくりとした試合展開としては、序盤に予想外のブロンコス先制から始まり、試合の波に乗り切れないパンサーズ、なかなかタッチダウンはできないが堅実にフィールドゴールで点数を稼ぐブロンコスといったカンジ。


特にパンサーズはリーグ戦のように攻めに出れない焦りがありありと出てるせいか、とにかくミスが多い。

キャッチしたボールを落としてしまい相手に取られてしまう(ファンブル)、オフェンシブラインがQBを守りきれずにQBニュートンが投げる前に相手守備陣にタックルされてしまう[2]、その他つまらない反則など。


これらを引き起こす原因としては、ブロンコスのディフェンスチームの出来の良さ。

とにかく、いい仕事をしたに尽きる。

攻撃は正直堅実すぎて凡庸だったけど、守備はとにかくアグレッシブ。

攻めの守備といったところ(MVPもラインバックのボン・ミラー)


逆に、パンサーズが負けた原因は大黒柱であるはずのQBニュートンが抑えられたこと。

中盤にようやくエンジンが掛かってきて反撃し始めたんだけど、それでも要所要所でサックを決められて流れを引き寄せられず。

終盤なんて、手がなくなってきて動きが止まるなんて光景も多々あったり。


で、勝敗が決まったときに思ったのは、これも試合前の時点で決していたのでは?という思い。


ブロンコス陣は緊張感がありつつも落ち着いたカンジでQBマニング最後の試合を勝利で飾ろうとする気合を感じられた。

かたや、パンサーズはシーズンの勢いそのままぶっ倒すぜ的なノリノリの状況。どっか浮かれてる。


地に足が着いてなかったのだ。

加えて、シーズンの結果から慢心していた。


で、いつもの攻め攻めのペースにならず、どんどんチームは焦る。

つまらないミスを連発する。

正しい判断ができなくなる。


いわば、若いニュートンにはこの状況から立て直すという経験がなかったのだ。

若さ故の弱点。

こうなると、経験豊富な相手には太刀打ちできない。

結果的に惨敗。


本来ならスーパーボウルといえば、とんでもないプレーや事件やアクシデントが起こるんだけどね。

今回は何もなかった。


本当に、堅実な試合だった。



[1] パントっていう攻撃権放棄のときに相手陣地に向けてキックを行う場合、専門のパンターっていうポジ

  ションがある。大体キッカーと兼任。

[2] クォーターバックサックって言う。通常、QBが投げるのは常時、攻撃開始地点(ラインのとこ)から後ろ

  になるので、そこでタックルを喰うと次の攻撃が後方から開始することになってしまう。