昔からの | マサルのブログ(記)

マサルのブログ(記)

 
基本的にはそこそこ長い文字列が必要だったり画像が必要だったり140文字程じゃぁ中々難しい話ですぜ旦那って場合ここに書こうと思ってるんだが、

マサル(記)です。


昔からずっとあるお店。


いつ開業したか思い出せないんだけど少なくとも数十年は営まれてるお店、あるでしょ?

もろに老舗だったり、そのジャンルでは有名店だったり、普段から地元の常連がたむろしててにぎやかだったり。


そうじゃなくて、とても慎ましやかに続いてるお店。


小さいお店でも商店街に属してたりすれば、みんな協力して一緒にがんばれたりするけどね。

ところが、そーいうお店に限って、駅前とか商店街から微妙に離れてた住宅街とかにある。


え、ここにあって続いてるの?っていう疑問、起きるよね。

でも、理由が当然あるから続いてるわけで。


例えば、小さなレストラン、喫茶店。

実は学校が近くにあったりする。

学校関連行事とかで奥様がたがご利用になるのだ。

で、そこでだべる。


例えば、花屋さんとか八百屋さんとか和菓子屋さん。

近くに病院とか墓地とかがある可能性が。

お見舞いとかお墓参りとかで買っていくお客さんが絶えないためだ。

八百屋さんは実は高級果物屋だったりする。


例えば、住宅街などにある寿司屋、蕎麦屋、うなぎ屋。

しかもどっちかというとお店が暗め。

近くにお寺があるでしょ。

法事で仕出しの料理を頼んだり、お清めをお店でやるためだ。


他にも、古い洋品店で学校指定の制服を独占で扱ってたりとか、小さな本屋で雑誌配送の専門だったりとか、小さな電気屋さんで役所のOA機器の卸をしてたりとか、小さな駄菓子屋だけど一帯の煙草の自販機を運営してたりとか。

とにかく、色々とお店が続く理由があるわけだ。


で、


今日、行ったのは小さな小さなケーキ屋さん。

正直言って、お店は垢抜けてない素朴な外見。


先週くらいに実家でおやじと話してたときにあそこにあるねーって話題になったんだけども。

確か、うちの弟がガキのころには既にあったはずだぞ、あそこ。

しかも、一度も行った記憶がない・・・。

まぁ、続いてるってことは常連さんがいるんだろうけどねぇ。


ということで通院帰りにちょっと寄ってみた。

小さいお店に入ってみると、


いや、ほんとに狭い。


3、4畳くらいしかないかもしれない。

ショーケースだけでお店がいっぱいな感じ。

そのショーケースに並んでるケーキも10種類くらいで、並んでいるケーキもショートケーキやモンブランとかチーズケーキとか、大半は昔からある普通のケーキ。


数個バラバラに注文し、箱詰めしてもらってる最中、お店を見回してみた。

続いてる理由って何なんだろう・・・?


と、


店の端っこにある保冷用のガラスケース。

そこに、10箱くらいホールのケーキの箱が。

全てに日付と時間と名前の走り書きメモが貼ってある。


あぁ、そーいうことか。


多分、近所の人達はこのお店に誕生日のケーキとかを注文してるんだ。

それも途切れることなく。


近年、町のケーキ屋さんって少ないもんね。

ケーキ売ってるなんてスイーツ専門店とかデパ地下とかコンビニとかばかりだけど、やっぱり地元の手作りのお店のほうがなんかうれしいもんね。


お店が続くって店側の努力や周りの環境もあるけど、やっぱりリピーターですよね。

一過性のブームとかじゃとても太刀打ちできないくらいの地盤が一番です。


買ったケーキは実家に土産に。

ちょっとした老舗のショートケーキは甘すぎないさっぱりした味でした。

地味めだけどこれが数十年続いてる味。