マサル(記)です。
たまに、美術鑑賞する。
普段はデジタルな環境にどっぷりなので、こーいうとこに行って感性を溜め込むのだ。
今日は2つ見に行ってきた。
別に普段から展覧会の情報をチェックしてるわけ、ではない。
そこまで美術ファンとかじゃないし。
電車通勤してると、電車の中吊りとかに展覧会の広告をよく見かけると思う。
あと、テレビでCMが流れたり。
で、この春はルーベンスとミュシャだ。
ルーベンスは渋谷文化村ミュージアムで開催されている、
『ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア』
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/13_rubens.html
を見に行った。
フランダースの犬でネロとパトラッシュがアントワープの聖堂で見た絵、というのがそれ。
キリストの登架とか見てきました。
ルーベンスは宗教画とかローマ神話の絵とかが多い。
僕はあんまり美術に明るくないんだけど、写実的で肉感があるカンジ。
さらに、ルーベンスだけで描いたわけじゃないってのが、ある意味凄い。
原画書いて、人に指示して、最後に自分で修正して描きあげてる。
分業制なのだ。
ルーベンスは工房を持ってて、多くのお弟子さんとか画家仲間と仕事を分けて絵を描いてたらしい。
今の漫画みたいだよね。
ディティールはこんなんで、背景はキミ、周りの人はキミ、手直しは僕がやる、みたいな。
これで肖像画とかデザインの依頼をさばいていたらしい。
マネジメント能力高いなぁ。
見に来てる人達は若干年齢層高め。
夫婦とか上品なマダムとか。
やっぱり、バロック期の絵で重厚感があって落ち着いたカンジだからかな。
で、もう一つはミュシャ。
六本木ヒルズにある森アーツセンターギャラリーで開催してる、
『ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展』
画家、というよりかはグラフィックデザイナー。
花や草木などの曲線的なもので、硝子とか金属とか美術としては使用されていなかった素材を使ったり
した美術運動、アルー・ヌーヴォーの代表的な人だ。
ミュシャの作品は主にポスター、カレンダーなど。
ポスターなのでリトグラフなんだけど、この人の描く女性は平坦なはずなのに柔らかさがある。
あと、装飾が凄い。
曲線的な枠や、独創的なフレーム、そしてあのフォント。
まさにグラフィックデザイン。
美術品としてだけでなく、十分デザインとしての力がものすごいんだ。
ミュシャ自身もあくまで広告としての立場としてを崩してなくて、これが逆にグラフィックデザイナーと
してのプライドなんだと思う。
個人的には四季のシリーズが大好き。
リトグラフとか欲しいんだけど数万くらいして高いのよね。
あと、うちみたいな狭いアパートにゃ似合わないし。
ということで、それらは買わずに公式カタログと画集を買ってきた。
で、ルーベンスと比較して観客の年齢層は、やっぱりというか若い女性が多かった。
ファンシーだもんねー、ミュシャって。
かわいーよねー(いきなり乙女モード)
物販のとこでみんなポストカードを漁りまくってましたよ。
ということで久々の美術鑑賞を堪能してきた。
感性溜まってきたかしら。むはー。