第3回は、残った【バーン】タイプのデッキを解説です。



【バーン】

 戦闘そのものよりも直接相手にダメージを与える火力カードを用いて

 直接ダメージによる勝利を目指すデッキです。

 【コントロール】と同じく、まだまだカードプールが少ないので単独で組むと

 後半に息切れすることが多いです。

 ・バーン

  雪女(B01-63)や呪いの吹雪 雪化粧(B01-92)のように相手に直接ダメージを与えるカード、

  ぬらりひょん(B01-39)や総大将の日常(B01-86)のように相手を直接攻撃できるカードを用いて

  相手のライフを直接削ることを目的としたデッキです。

  最大の長所は相手側に防ぐ手段が無いことです。

  逆に短所はどのカードも戦闘力が高くないので場に長く留まる事ができず、

  また無理に守ろうとすると結果的にダメージ負けしてしまう点、などです。

  使う際は邪魅(B01-29)や河童(B01-67)など、守る手段も用意してあげましょう。

 ・夜行バーン

  上記に加え、さらに百鬼夜行のダメージによる直接ダメージも狙っていくデッキです。

  要はバーン寄りの夜行ビートやソロビートのことですね。

  分類上はこういう分け方もできる、という程度のことです。

  一応長所としては通常のバーンよりも戦闘負けしにくいことが挙げられます。

  現状はこちらのほうがより実践的な構築といえます。




以上、3回にわたったデッキタイプ分析も今回で終了となるわけですが。

次からはキャラごとに相性のいいデッキタイプやお勧めの構築の紹介や

デッキ構築の基本的なコツなんかを載せていこうと考えているのですが。

もし要望なんかがあれば、サンプルデッキレシピを交えての詳細なデッキタイプ解説や

デッキ診断なんかもやっていこうかと思っていますので、

気軽にコメントなどもらえるとうれしいです。



第2回の今回は【コントロール】タイプのデッキを解説します。


【コントロール】

 カードプールが低い現状ではまだまだ構築の幅は狭いため、

 ビートダウンと組み合わせて構築することが多いです。

 全体的な傾向として、コストの重いデッキ(ソロビートやコンボデッキ)には強いですが、

 コストの軽いデッキ(ウィニーや夜行ビート)が苦手です。

 ・タイムデストラクション

  タイム(時間)デストラクション(破壊)。

  除去やバウンス、除外などの効果を駆使してボードアドバンテージや

  タイムアドバンテージを稼ぎながら攻めるデッキです。

  最も代表的な覚醒(B01-86)をはじめ、花開院ゆら(B01-42)や式紙の札(B01-77)、

  牛鬼(B01-30)や袖モギ様(B01-59)など、カードプールは比較的豊富で、かつ

  各勢力に満遍なくあるため様々なタイプのデッキが作れます。

  全体的にコストや条件が重めなこと、【ビートダウン】よりもデッキパワーが劣ること、など欠点も多く

  メインで扱うには少々熟練が必要ですが、決まったときの爽快感はひとしおです。

 ・ハンドデストラクション

  ハンド(手札)デストラクション(破壊)。通称「ハンデス」。

  主に牛頭丸が持つ、相手の手札を捨てさせる効果を用いて相手の戦略の幅を狭めつつ、

  牛鬼(B01-68)や馬頭丸(B-01-70)の条件発動効果の起動を狙っていくデッキです。

  特に牛鬼(B01-68)は別途手札を捨てさせる効果も併せ持つので、決まれば

  ほぼ永続的な擬似ロックをかけることも可能です

  現在のカードプールの関係上、メインで組む場合はほぼ「捩目山デッキ」となります。

  場が完成すれば相手は文字通り手も足も出ませんが、まず安定しません

  今後の強化に期待です。

 ・ランドデストラクション

  ランド(土地)デストラクション(破壊)。通称「ランデス」。

  いわゆるマナ破壊です。このゲームに置き換えると「畏」を破壊しに来ます。

  トサカ丸(B01-23)や雪女(B01-04)、夜雀(B01-57)やワシの名を呼べぇ!(B01-84)など

  とにかく畏の破壊を積極的に狙っていき、相手の行動を妨害します。

  現在のカードプールの関係上、メインで組む場合は四国妖怪デッキになりやすいです。

  基本ルールとして毎ターン必ず2枚。攻撃が通るたびに1枚畏が補充されるため、

  カードプールが少ない現状では、正直手間に見合ったアドバンテージを稼ぐことができません

  あくまで補助程度に割り切るほうが賢いと思います。



こんなところでしょうか。

次回は残った【バーン】についてです。


9/13(月) inチェルモ秋葉原店


6人のスイスドロー形式。

顔見知り率がヤヴァイ。競技人口が不安になる。

 使用デッキ:【ゆらデッキ・コントロール夜行ビート型】


1回戦 vs奴良組デッキ・ウィニー型   ○

 互いに軽量の中型キャラしか出ず、ちまちました殴り合い。

 展開したキャラ数で上回れたためなんとか殴り勝ち。

2回戦 vsリクオデッキ・「対峙」ビート型 ○

 奴良リクオ(P01-06)と大量の効果カードを使い、小刻みにダメージを稼ぐ個性的なデッキ。

 攻防ともに高い瞬発力を誇る。

 最終的には【レベルアップ】して決めるタイプのデッキだろうと推測。

 しかしながら相手が大事故。

 終わってみれば相手はキャラ3枚しか引けてなかったし。。。

 次やるときには是非万全同士で!

3回戦 vs四国デッキ・玉章ビート型   ○

 最終戦。相手から見れば大井町でのリターンマッチ。

 1ターン目からプレッシャーをかけてくる玉章(B01-46)。

 互いに決定打を欠きながらも勝負は混戦のまま終盤へ。

 相手ターン、自5-1相の状況から一人立つ玉章が専用奥義発動!8枚オープン!

 防御こそしたもののこれまでか・・・と思ったらまさかの1点足らずの3+1(ささ美)ダメージ。

 相手の畏れは山ほどあった。勝負を分けたのは指運でした。

 

結果3勝0敗で優勝。

その後はみんなでシングル巡りとかして解散しましたよ、と。


桐沢さんの現在成績 《11勝2敗》