灯台にまつわる何かを書いてみたい、
まずはそう思い立ってみたんですが、
そう簡単に、
なにか話が広がるわけじゃありません。
このあともずっとそうですが、
僕が長編を書く切欠は、
本当に些細なことで、
書き上げた後で見ると、
それは長い線上の
一点に過ぎなかったりします。
この時もそうです。
灯台にひかれる気持ちはあっても、
そこから新たなストーリーが
紡がれるまでには、
どうにも時間がかかるものです。
灯台は白亜であることと、
尖塔に近いフォルムから、
どこかモニュメントや
ランドマーク的な要素があります。
しかし、本来の目的は違うのです。
灯台は、道なき航道を知らせるため、
岬から海へと光を放っているのです。
それは機能的で、
きわめて合理的な要素で組み込まれた
建築物にほかなりません。
無機質に建造されたはずが、
偶然にも、
人間の情緒に訴えるものがあるとすれば、
それは一体なんなのか、
そんなことを考えていました。
僕は大判の灯台雑誌を閉じると、
静かな大学の図書館内を見渡しました。
大学は、あと4ヶ月もすれば
卒業を迎えます。
就職は、
結局ままならないままで、
僕は来年の4月以降、
どうやって暮らしていこうかなんてことも、
あまり深く
考えてはいませんでした。
まあ、なんとかなるさ、
また大学へ入る前と同じように、
アルバイトでもして
小説を書き続ければいい、
だけれど、
それじゃなんで大学まで出たのか、
そんなこと周囲は言ったりもします。
どうしたものだろうか、、、
僕はこの当時、
高校時代の同級、
サトちゃんと順平と
3人で暮らしていたわけですが、
そうした人生の長いモラトリアムも、
もうそろそろ
終わりにしなきゃならない、
それも、なんとなく分かっていて、
まあ、結局、
なんとかなるだろう、
僕はややもすると、
根拠のない安心感の元に、
この時もそうした未来への不安を
簡単に払拭していました。
灯台について、
なにか小説を書こう、
書き始めれば、
また没頭できる、
そんな思いだったかもしれません。
灯台のグラビア雑誌は
借り出し禁止なので、
元あった書棚に戻すと、
僕は図書館を後にして、
バイクに跨り
家への道へと走り出していました。
まずはそう思い立ってみたんですが、
そう簡単に、
なにか話が広がるわけじゃありません。
このあともずっとそうですが、
僕が長編を書く切欠は、
本当に些細なことで、
書き上げた後で見ると、
それは長い線上の
一点に過ぎなかったりします。
この時もそうです。
灯台にひかれる気持ちはあっても、
そこから新たなストーリーが
紡がれるまでには、
どうにも時間がかかるものです。
灯台は白亜であることと、
尖塔に近いフォルムから、
どこかモニュメントや
ランドマーク的な要素があります。
しかし、本来の目的は違うのです。
灯台は、道なき航道を知らせるため、
岬から海へと光を放っているのです。
それは機能的で、
きわめて合理的な要素で組み込まれた
建築物にほかなりません。
無機質に建造されたはずが、
偶然にも、
人間の情緒に訴えるものがあるとすれば、
それは一体なんなのか、
そんなことを考えていました。
僕は大判の灯台雑誌を閉じると、
静かな大学の図書館内を見渡しました。
大学は、あと4ヶ月もすれば
卒業を迎えます。
就職は、
結局ままならないままで、
僕は来年の4月以降、
どうやって暮らしていこうかなんてことも、
あまり深く
考えてはいませんでした。
まあ、なんとかなるさ、
また大学へ入る前と同じように、
アルバイトでもして
小説を書き続ければいい、
だけれど、
それじゃなんで大学まで出たのか、
そんなこと周囲は言ったりもします。
どうしたものだろうか、、、
僕はこの当時、
高校時代の同級、
サトちゃんと順平と
3人で暮らしていたわけですが、
そうした人生の長いモラトリアムも、
もうそろそろ
終わりにしなきゃならない、
それも、なんとなく分かっていて、
まあ、結局、
なんとかなるだろう、
僕はややもすると、
根拠のない安心感の元に、
この時もそうした未来への不安を
簡単に払拭していました。
灯台について、
なにか小説を書こう、
書き始めれば、
また没頭できる、
そんな思いだったかもしれません。
灯台のグラビア雑誌は
借り出し禁止なので、
元あった書棚に戻すと、
僕は図書館を後にして、
バイクに跨り
家への道へと走り出していました。
プロジェクト540日目。
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2019/12/31 540日目
■kindle 本日0冊 累計75冊 達成率0.71%
■文学賞公募作品の執筆状況 1作目半分くらい ※まだ賞は未定
■kindleアップのため『桜の闇』を推敲中
158ページ中50ページくらい了
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『僕を知らない君へ』オープニング 1日目
→https://ameblo.jp/levelbooks/entry-12445434453.html
