#これを書いたのは8/26です

バイトも休みだったので、休みの間に何か映画見たいなぁーと思っていて、候補の中から、「ヒトラー 最期の12日間」を選んで見に行ってきました。
ちなみに他の候補は亡国のイージスと電車男と鋼錬だったりしますが。
一番最後の候補への突っ込みは無視します。


この映画、上映してる映画館があんまり多くない上に、ウチからアクセスが簡単なのはMOVIX三好名演小劇場くらいでした。
他にも確かあったけど、既に上映終了してるとこもあったんじゃないかなぁ。
前者は車じゃないと行けない場所で、オカンがパート行くのに車使ってしまっていたので、後者の方に行ってきました。
なんか、昔ながらの映画館、って感じで古いけど雰囲気のある場所でした。
最近はシネコン系が増えてるけど、ああゆう所も残っててほしいなー。


で、内容はネタバレがあるので多少端折りますが(まぁ歴史物?なので大体の結末は予想できるだろうけど)、
この映画はヒトラーの秘書をしていた女性の証言を元に、ドイツ人監督と脚本家が制作したものです。
戦後ドイツでは、くだけた表現で言うと「ナチスとドイツを切り離し、ヒトラーへ全ての責任や原因をなすりつける」という立場を取り、それを研究することは長い間タブーとされてきました。
で、それをドイツ人自らタブーを破り、秘書の目を通したドキュメンタリーという形で完成され、
昨年本国で公開された際、大きな論議を呼び起こしたそうです。

タイトルから分かるように、この映画はヒトラーの自殺直前12日間を描いたもので、ドイツ敗戦が決定的になっているのにも関わらず、形勢逆転を信じるヒトラーと現実を目の当たりにして保身に走る部下達、そして地上での民間人を巻き込んだ総力戦。
この映画に全般には「絶望感」というものが漂っているのですが、地上と地下(総統本部のある地下要塞)での絶望感の対比がとても鮮やかに描かれていたのではないかと思います。
そして、「ヒトラー=悪の化身」という固定概念(であってるのかな)を打ち破り、部下には厳しく絶叫しながら命令する姿を描く一方で、秘書や自分が飼っていた犬へ見せる優しい表情や物言いは、ヒトラーを「絶対悪」ではなく「人」として扱っていることが、様々な論議を呼んでいるのではないのかなと。
周辺諸国への侵略やユダヤ人の大量虐殺をした、という事実はある一方で、第一次大戦での敗戦による大不況を建て直し、ドイツの誇る高速道路網「アウトバーン」を建設を命じたのは同一人物だし。私はヒトラー支持者でもないし、彼の悪の部分を肯定なんざ絶対しませんが、歴史の見方は1つだけではない、様々な角度で見ると新たな発見があるんじゃないかなと思いました。

まぁあの、興味があれば一度見ることをオススメしますよ。これから上映開始されるところもあるようですし。ただし、155分という長丁場なので見るときは色んな意味で覚悟が必要かと。私も途中で一瞬意識飛んでたような
DVD発売されたら買おうかなー。

ちなみにアメーバブログではこの映画の公式ブログなんてのがあったりします。