多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会 報告書(概要)
↓ここ重要。
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処理を開始した当初は、敷地境界における追加の被ばく線量を下げることを重視したことなどにより、タンクに保管されているALPS処理水*の約7割※
( ※2019年12月31日までに満水になったタンク群の内訳 )
には、トリチウム以外の放射性物質が環境中へ放出する際の基準(告示濃度限度比総和1未満)を超えて含まれている。
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つまり
2019年12月31日までのALPS処理水の7割にはトリチウム以外の放射性物質が基準以上に含まれていることを経済産業省も認めています。
なんか最近はALPSで全部解決したみたいなニュースばかりで
>2019年時点で7割のALPS処理水は排出不可なレベルで放射性物質が含まれている
ってニュース 出てこないんだよなぁ
で、
排出可能なレベルの3割?ってのはタンク別になっているのか
いまいちわからないですね。
7割は再処理が必要なので、その辺どうなってるのかニュースで見えないです。ね
福島第1処理水海洋放出、前提危うく 再処理コスト増も 2018年9月29日 23時23分
https://mainichi.jp/articles/20180930/k00/00m/040/101000c
東京電力は福島第1原発の汚染水浄化後の処理水について、敷地内のタンクで保管する約89万トンのうち約8割の約75万トンで、トリチウム(三重水素)以外の放射性物質の濃度が国の排水基準値を上回っていたことを明らかにした。(略)
東電と政府はこれまで汚染水処理について、多核種除去設備「ALPS(アルプス)」でトリチウム以外の62種類の放射性物質を除去でき、基準値以下に浄化できると説明してきた。性質が水に近いトリチウムだけは取り除けないが、薄めることで基準値未満にできるとして、汚染水浄化後の処理水の有力な処分方法に海洋放出を挙げていた。(略)
「問題はトリチウムのみ」と認識するよう矮小(わいしょう)化を図った(略)

