3月頃のブログ読んでて

そーいえばロシアは完全にデフォルトしたんだっけ?と、

自分の中でふんわりした状態だったことに気が付き、

現時点の日本語記事を後追いで読んでおりますが

 

やはり6月末に政治的デフォルト↓って状況が続いているみたい。

 ロシアは支払ったけど中間業者(ユーロクリア)がロシア資金の移動を拒んだため

 債権者に支払いがおこなわれなかった。

 ロシア的には支払い済みのスタンス。

 国際金融的には債権者に利払いが行われていないのでデフォルト扱い

 

 

 

 

うーん。デフォルトの件はモヤっとしたまま終了。

外貨建て国債かぁ 昔、アルゼンチンだかブラジルだかのサムライ債買ったなぁ

税金の優遇があるんだよね

 

で、最近のロシア財政調べたら

↓赤字を埋めるために国債増発して銀行が買い取るとかw どこの日本だよ 

 まぁロシアは戦時国債だと思えば財政的にアリっちゃアリかな

 日本は緊急時(戦時)国債を増発できない...非常事態が日常です 的な

 

 

https://www.sonyfg.co.jp/ja/market_report/pdf/g_220915_01.pdf

上記レポートをまとめると

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ロシアの輸出に関して 経済制裁効果を小さくしている要因は3点
●SWIFT排除からガスプロムバンク、最大手銀行ズベルバンクが除外
●西側でロシア産エネルギー輸入禁止に猶予期間が設けられロシアから輸出
●西側諸国以外の国・地域がロシア産エネルギー輸入を継続している
 具体的には 中国 トルコ ブラジル インド

→経済制裁によって期待されたプーチン大統領体制崩壊は、短期的には無い。
ロシア経済の主力品であるエネルギー輸出が継続している為、効果が限定的。

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では経済制裁に意味がなかったか?というとそうでもないグラフ↓

2月開戦後にブログでも注目していたRTS (日経平均に相当)が

2月の終値近くまで順調に下げています。

一般的なロシア人が株に詳しいかは不明ですが、

これが中国で起こったら?

 

 

戦時の経済制裁に関しては、対中国で準備していると思いますが、

輸出を絞れないと効果が限定的になる。市場は長期戦を望まないという知見ですね。