4/12(日) 阪神11R 桜花賞(GⅠ)
土曜までの雨から天気も回復し、馬場もお昼の時点で稍重であれば、メインの頃には良にはなるかもしれない。土曜日の阪神牝馬Sを見ても時計も思ってる以上に出ているので、重の巧拙は考慮しないほうが無難か。
展開面では、内からムーンとノットが行きたいだろう。特にノットは前走番手での競馬で惨敗しているだけに何が何でもハナを主張するだろうし、ムーンは番手での競馬が可能なので2列目を確保できれば良い馬だからこの辺りの兼ね合いはすんなり落ち着いて、後は大外のホタルビがどこまで行くかくらいなんだけど例年の桜花賞と同じくらいのMペースで流れると想定。
馬場に関しては、3Rを見る限りでは、内側から3頭分~7頭分の真ん中あたりが良く伸びてるような気もするし、最内と大外はそれほどでもないような。
◎⑥レッツゴードンキ
折り合い面で多少難は残るがそれ以外では非常に優秀で、未だ1勝馬というのは単に運がないだけだと思う。前走のチューリップ賞は4~5Fの緩んだ地点で行きたがって途中でハナに立つ厳しい競馬だったが、4着以下は完封しているようにスタミナ面ではここまでも良いものを見せているので、少なくとも未知のルージュと比較してもドンキの方が信頼性は大きい。前々走の阪神JFでは、H気味のペースから4角最速(テン2F目を除いて)で流れた総合力勝負でも、最速地点での仕掛けで前との差を詰めることができてそのまま加速できるくらいスピード面でも世代上位の脚は見せている。勝ったアデラには切れその他で屈した形だが、自身は最後まで脚を出せていたし、前走の3着でここまで人気が落ちるのは随分過小評価されたなという印象。
ルージュバックとの力関係は未知ではあるけど、世代上位の力は示しているようにスタミナ面、スピード、仕掛け時の反応どれを取っても優れていて、欠点らしい欠点がないのが強みだと思える。極端なSペースで終いの切れ勝負のような展開なら不安点もあるが、桜花賞ならそんな心配もないので、10倍以上つくオッズであれば迷うことなくこの馬から入りたい。内に前に行く馬がいて、壁を作れるスペースもあるはずなので、折り合い面を心配する必要もない。直線では岩田得意のイン突きではなく、少し外に出して馬場の真ん中で脚を出し切ってくれれば勝つ可能性は一番高いはずと考える。
○⑬クイーンズリング
この馬もここまで3戦3勝の無敗馬なんだけど、桜花賞に向けて距離を徐々に短縮してきた異色路線を歩んできた。新馬は中山芝1800mで、Sペースからの正味ラスト2F勝負で、2番手から楽に抜け出して快勝。時計面でも新馬でありがちなレースでポジションと抜け出す時の脚に見どころがあったかな程度。続く菜の花賞は、一貫ペースで流れてコーナーでもペースが落ちない流れを終始大外から徐々に加速して抜け出す強い競馬だった。持久力面でも良いところは見せたが、長く脚も使えている上に鞍上の促しに瞬時に反応できることで加速がスムーズにでき、抜け出す時の脚の速さに繋がっているのだと思える。これをそこそこ流れたレースの中で、外を回しながらできたことを評価しておきたい。
前走のフィリーズRは、更に距離短縮、馬場悪化、淀みないながれに加えて-20kgと体調面での問題も重なったかと思えたが、結果は出遅れながらも大外一気で差し切り勝ち。相手関係が楽だったとは思うは、条件としては楽ではなかったはずで、スタミナ面でも一定の良さを確認できたことは収穫だったと思う。前走については、力で捻じ伏せた形だったが、本来の武器はポジションを生かした立ち回りと仕掛け時の反応の良さで出し抜く形だと考えている。今回そういうタイプの馬が少ないので、この馬の良さはそのまま武器になるし、馬場が良化しているのであれば期待値は上がる。出遅れさえなければ、直線でいち早く抜け出してそのまま押し切りを狙えるような競馬ができるはず。
▲⑧ルージュバック
正直強いとは思うのだけど、13時で1.6倍はあまりに人気過剰で、非常に買いづらい。ただ、馬場が思いのほか良くて、スピードを生かせる馬場に戻ってきているので、消すに消せないどこから評価を上げざるを得ないかなと思っている。2戦目の百日草特別が優秀で、残4Fから徐々に加速して、ラスト2F目は11.0というラップを刻んでいるのだが、その地点で明らかに伸びているので、スピード面ではかなりのものが確認できた。加速の段階でもまだ馬が若いから多少フラついてはいたが、真っ直ぐ走らせればすぐにスピードが乗るので、今回もスムーズに加速できるかがポイントだと思う。
前走のきさらぎ賞は、頭数も少なく、相手関係も一枚落ちたので、それほど評価はしていないのだけど、やはりスピード面では上位のものがあるだろう。
今回は、初のマイル戦、多頭数、速めの流れでこれまでのような競馬ができるのかどうかが焦点になる。勿論強い馬だと思うのでここも通過点かもしれないのだけど、過去3戦で問われてないような点がいくつかある中で2倍を切るオッズでは正直買いづらい。これまでよりは確実にタフな競馬にもなるので、先週くらい重い馬場で持久力勝負なら消しても良いかなと思ってたが、ここまで馬場が回復してスピード重視となると評価は戻して、3番手としておく。
注⑦クルミナル
新馬、エルフィンSはSペースからの脚比べで共に完勝して、前走チューリップ賞は道悪が影響したのか1人気で11着大敗。前走は敗因は馬場かなと思うので、大目に見ることにして、新馬、エルフィンを見ても、スピードとその持続力に関しては優秀だと思う。ただ、どちらもSペースだったにも関わらず、勝負所で若干置かれてしまう点は気になる。池添がやや気合いをつけても置かれているので、反応面で2テンポほどタイムラグがあるのかも。どちらも京都で坂の下りを利用できたので良かったのかもしれない。
ペースアップに対応できるか未知ではあるが、序盤からスピードに乗せて行けばスムーズにギアチェンジができるかもしれないのだけど、この点は前走で確認できなかったのでわからない。ただ、前走大敗したことによって、7人気(22倍)まで評価が下がるのであれば、良まで回復して時計の出る馬場なら一発を期待しても良いと思う。枠も良いところ引けたし、ある程度流れて隊列がばらけてくれれば脚を余したりすることもないかなと。Sのラストの切れ勝負しか経験がないのは少し前のトーセンソレイユに共通しそうで不安ではあるけど人気がここまでないなら穴馬として買い目には入れられるかなということで。
△①コンテッサトゥーレ
△⑮ココロノアイ
△②ムーンエクスプレス
△⑪キャットコイン
結論
馬場傾向が大幅に良化したので、先週、週中、土曜と予想を大分修正することになったけど、もう天気の崩れもないので、スピードと反応の良さを重視した印とする。
展開面からそこそこ流れるとは思うので、枠にも恵まれたドンキが一番力を出しやすいかなと考える。同じくらい評価を上げたいのがデムーロ騎乗のクイーンズで、この馬は馬場が良くなって確実に条件が上向いた1頭だと思う。出遅れだけは気になるが、出ればポジション取れる馬で、勝負所での反応が抜群に良いので、そこで他馬を2歩はリードできるはず。抜け出すときの脚の速さは優秀だし、内から中の良いところを通れば確実に上位はあるだろう。
ルージュバックの評価が悩むのだけど、ここまで馬場が良くなれば仕方ないので3番手。後はペースと捌きに苦労しなければというところか。人気が人気だけに飛んでくれると妙味があるのだけど。
穴ではクルミナルに期待。こちらも不安点が多いのだけど、コース取りとポジションがスムーズならルージュに匹敵するくらい良いスピードを持っていると思う。人気は雲泥の差なのでくるならこちらに期待したい。その他では内枠とスピード寄りのコンテッサと同じく内で展開にぎりそうなムーンは人気もないので押さえておきたいが、ココロとキャットは若干評価を下げた形。勝ち切る力はあるだろうけど展開の助けと好騎乗が必要になったかなという印象。
買い目
3連複 ⑥⑬-⑥⑬⑦-⑥⑬⑦⑧①⑮②⑪ 16点
3連単 ⑥⑬-⑥⑬⑧⑦-⑥⑬⑦⑧①⑮②⑪ 36点
ワイド ⑥⑬⑦ 3点