11/30(日)東京11R ジャパンカップ(GⅠ)
今年一番と言っていいほど好メンバーが集結したのではないか。
展開面で非常に重要な存在と見ていたサトノシュレンが無事出走となりまずは一安心。(馬券は買わないけど)
出走してきたからには逃げるだろうサトノシュレンがどのくらいのペースで引っ張るのかが鍵。力関係で劣るので、Mペース以上で引っ張るだろうと予想。2番手集団には、内からジェンティル、好枠引いたイスラ、外からタマモが追走。
サトノが1頭離し逃げを打つかもしれないが、2番手グループのジェンティルやイスラもスローの瞬発力勝負は避けたい組なので、それなりに追いかけて持久力戦の様相を想定。
◎④エピファネイア
2000m戦では明らかにパフォーマンスを落とす馬なので、前走の0.2秒差の6着であれば、評価を落とす必要はない。
持ち味は菊花賞を見てもわかるように不安のないスタミナと瞬時にトップギアに入れる事ができる瞬発力。鞍上はテン乗りにはなるが、当たりの柔らかいスミヨンであれば不安なく、更に今回は流れそうな展開が予想されることから折り合いを気にかける必要もない。
(そもそもスミヨンが気にしないかもしれないが)
瞬発力を生かす競馬をするのであれば、ジェンティルやイスラを見る位置から同時かそれよりも早めの仕掛けで有力馬の中では真っ先に先頭に立ち押し切る形がベスト。まさに菊花賞のように強気の競馬こそこの馬の良さを最大限に生かせるスタイルだと思っている。
展開面でそれほど心配はないと考えているので、全てが好転する今回は好走できる幅は必然的に広くなる。前走の敗戦でオッズも下がるのであれば、この馬のから買いたい。
○①ジャスタウェイ
距離不安の指摘があるが、マイルからクラシックディスタンスまでこなせる万能型の馬という評価が妥当ではないか。
この馬も前が引っ張り持久力が問われるレースを歓迎するタイプで、昨年のJCのような展開になると取りこぼす可能性があるが、サトノシュレンの逃げに加え、早めに動きたいエピファ、ジェンティルなど淀みない流れが想定される展開ならさしたる問題はない。
ポジションも中団より前で進めることもでき、スタミナにも不安なく持続力のある末脚が使えるのであれば好勝負は必至。
▲⑩ワンアンドオンリー
ダービーではスピードを見せて先行差しで勝利したが、本来スタイルはスタミナ型の差し馬。
菊花賞は先行インの馬で決まる京都の特殊馬場もあり大敗したが、今回は本来のスタイルに戻し、中団で脚を溜めて差す競馬で活路を切り開くと予想。
ペースが遅ければ自ら動いて勝ち切った神戸新聞杯のようなこともできるが、ここでは力量的に前のバテ待ちからの差し切り狙いか。
正直持続力とスピードを備えたジャスタウェイや前々でポジションと抜け出す脚があるエピファネイアをまとめて負かすまでの競馬ができるかは難しいが、適条件と人気落ちで気楽に狙ってくる鞍上横山典への期待も込めての3番手評価。
△⑨イスラボニータ
天皇賞で古馬との力差がないことは証明して見せることはできた。
多少早めに仕掛けたことはあったが、やはりスローの上がり勝負では一線級の馬に劣ってしまうことも露呈。同じく瞬発力勝負が得意ではないジェンティルにも競り負けた上、距離も2400mとなる今回は更に厳しいかもしれない。
距離に関してはマイナスとまでは言わないが、プラスになることもないという評価なので、前走早仕掛けで3着に負けたことを考えれば、今回は仕掛けを少し遅らせるはず。
しかし前には同じく持久力戦に強いジェンティル、後ろには切れるハープなどが控える中で、正攻法でねじ伏せる程の力差は無いわけで、平均的に優れているイスラが勝ち切るにはやはり位置取りの優位性を生かした上に仕掛けのタイミングも必要となるだろう。
どんな展開でも好走できる馬なので大敗は考えにくいが、この条件で上位に来るにはもうワンランクレベルアップが欲しい。
△⑥ハープスター
札幌記念、凱旋門賞のレースからも古馬一線級と比較しても遜色ない走りは既に見せている。この馬もハイペースを追走しても鈍ることが無い末脚を持つが、唯一の弱点は位置取りの問題だろう。
常に後方からの競馬となるため、どれだけ鋭い脚を使っても取りこぼす危険性は含まれてしまう。
今回はポジションの改善を示唆しているが、それが可能かどうか、また、もし改善できたとして、これまでのような脚を使えるのかという未知の部分も残る。
スタミナ面での不安はないし、コース、距離についてもオークスでの実績があるので、これでポジションの問題を改善できた上であの脚が使えるとなると末恐ろしい馬になる可能性があるが、今回は人気もしてることから中心視はせず、押さえ評価にしておく。
△③ジェンティルドンナ
JC3連覇が掛かったレースと同時に引退レースになるかもしれない1戦。
3番枠を引いた以上、天皇賞のように早め早めの競馬になると思われるが、今回は前も引っ張ることで流れも速くなりレース運びはしやすいだろう。
ハイペースでの持続力戦を得意とする以上、他馬よりも早めに動き、反応の遅れをカバーしつつバテない強みを最大限に生かす競馬が理想であるため、いかにスムーズに直線で抜け出し、リードを保つかが鍵となる。
しかし今回は好位組に有力各馬が固まりそうで、その場合は勝負所の反応で若干遅れを取りがちなジェンティルは進路確保に手間取り伸びきれない危険性も考えられるため、前走よりは間違いなく条件は良いが、相手も強化されることで苦戦を予想。
消すことはできないが、連候補まで。
消⑮スピルバーグ
超スローの天皇賞を豪快に差し切ったわけだが、かなり展開に恵まれて嵌った感が強い。
勿論強いのは承知の上だが、400mの距離延長と流れが速くなった際の追走で脚を使わされたときにあの脚が使えるかどうか未知数であり、昨秋から天皇賞までほぼスローのレースしか経験がなく、なし崩し的に脚を失う危険も大きいことから人気しているのであればバッサリと切りたい。
距離をこなす下地は血統的な背景からもあり、また能力的にペースの違いも問題にしないかもしれないが現段階では不安要素とオッズを比較して、リターン見合わないと判断する。
消⑯フェノーメノ
天皇賞は見せ場なく負けたが、本来はポジションを取って、反応良さで他馬よりも早くリードを作り勝つというスマートな競馬ができる馬という評価。
負けるときは、スローの切れ勝負やハイペースのスタミナ比べになるとこの馬の長所が生きない展開となることが多く今回はMペースで得意の立ち回りはできそうではあるが、好位で進めることができたとしてもポジションでの優位性という貯金がそれほど有効策とはなり得ず、同型馬との消耗戦で劣る分、やはり上位に来るイメージができない。優等生タイプの馬でバランスの良い競馬でこそであって、出入りが激しくなったり極端な展開などでは何もできずに終わってしまう。
3連複 ④-①⑩-①③⑥⑨⑩ 7点
馬連 ④-①③⑥⑨⑩ 5点
3連単 ④①-④①⑩-④①③⑥⑨⑩ 16点