Eテレ NHKバレエの饗宴2019 感想 | Fのバレエ日記

Fのバレエ日記

Fランクの人のバレエ日記

こんばんは。Fです。

 

みなさま(←今日も誰か読んでくれていると…以下略)先日放送されたNHKバレエの饗宴はご覧になりました?

私は、観ました!観ましたよ!

 

バレエのテレビ放映と言えば、夜中も夜中、26時から始まって29時に終了とか、しかもBS!とか、そんな感じが多数かと思いますけど、今回のNHKバレエの饗宴は、Eテレで21時から23時半までとか、良心的ですね!晩酌しながら観れました!

 

 

4月6日にNHKホールで開催された舞台の放映ですが、この舞台、行こうかどうしようかと迷った結果、あ、テレビで放送するよね?と思い直して行かなかったやつです。バレエファンにあるまじき行為ですね。ファンならば、お金を払って観なければ…。

 

はい…。

 

 

感想を少し。

 

東京バレエ団の「セレナーデ」よく聞く演目ですが、全部観たのは初めてかも。一部だけ観たことあるような?ないような?気のせい?

バランシンの初期の作品ということで、バランシンとしては控えめな感じもありますが、繋ぎのパを踏む音がない感じがやっぱりバランシンですね!あとは、女性がピケアラベスクしているところを男性が軸足を持ってプロムナードというのは、バランシンぽいですね。クラシックを一筋縄では行かないというか…。そう来るか…って感じが。

 

セレナーデの水香さん、ステキでしたドキドキこういう演目似合います。人物ではない、抽象的な役柄。

なんというか…姫を踊っていても村娘を踊っていても水香さんに見えてしまう。それくらいの個性をお持ちだから、抽象的な役が映えるのかなと思います。

 

東京バレエ団でバランシンというのは、意外な感じがしたけど、自慢のコールドの揃いっぷり?で難解な振り付けでもバッチリ揃っていました。

 

二曲目はロミジュリ。

ヒューストンバレエのカリーナさん、観たかったんですー。まぁ、綺麗な。お美しい。ビューティフル。

カリーナさん、お子さんを出産されたばかりだったと記憶しているのですが、ロミジュリのジョーゼットのペラペラの衣装で叫びさすが、ダンサーは違うはねぇ。

ロミオの方が、初々しい感じのロミジュリだったなあ。だいたいジュリエットの方が、初々しくてロミオの方がちょっと冷静な感じがするんだけど、反対で、それはそれで可愛らしかった。演出なのか?ロミオの方がジュリエットのことが大好きな感じが溢れていて、ラブラブなロミジュリでした。

 

あとは、これのことは書いておかないと。

bolero/忘れろ

ね!

題名が、もう、斬新!曲は、有名なラベルのボレロなんだけど、斬新なお二人が斬新な振り付け?で、ええ、もう。

休憩時間から始まるとか…。喋りながらとか…。

 

この感じ、数年前の横浜バレエフェスティバルで観たような?コンテンポラリーバレエの次の世代?

 

boleroの大植さん、ローザンヌ出身とか。もしや、水香さんと同期?すごい、共演。

踊りが始まる前のインタビューで、大植さんはローザンヌの出身で、でも踊りが全然クラシックぽくない。忘れちゃった?みたいな会話があったのだけど、確かにクラシックぽくはないけど、クラシックの基礎があってこその踊りなのかなと思ったよ!

あの、相手の肋骨にキックで飛び込む時の体重の掛け方とかさ、あれ、何も考えずに本気でやったら、まず折れるよね。

 

クラシックの基礎があるからこそ、あれだけ激しくスピード感あって動いても怪我しないでやってられるのかな。と。怪我しないの大事よね。あと、背中柔らかくないと海老反りしながら声出ないよ。あの体制で声出るの、すげーと思って観ていたのです。

 

これが、守破離ってやつかぁ。やっぱ、ローザンヌくらい出ないと破っていけないんだなー。と、ビール飲みながら観てました。

けど、確かに、クラシックバレエではなかった。

あのちょんまげ頭で王子とか踊って欲しい。デジレとか?

 

 

あとは、東京シティバレエ団のOctetと、牧阿佐美バレエ団のドンキ!どちらも素晴らしかった!

(端折った…)

 

 

では。