こんばんは。Fです。
今年の目標、月1観劇。
5月は、スターダンサーズバレエ団のシンデレラへ。
キャストは、迷うことなくシンデレラ役→渡辺恭子さん!の日がいい。
でもー、恭子さんがシンデレラを踊る11日は他の予定で直前まで行けるか決まらず…。そのため、今回も直前までチケットを買わずに、毎日チケットぴあでチケットが残っているかを確認する日々。怖い。
無事に11日に行けることになり、2日前に当日引き取り券をゲット。直前割りでちょっと安かった。ラッキー。
でも、見たい舞台は正規にお金を払って、早く安心していたい。直前に完売とか悲しすぎるし。
まあ、今回は残ってたし、安くなったし良かった…ということで。
会場はテアトロジーリオ・ショウワ。何度聞いても不思議な名前。
テアトロジーリオ?芸術家には、ピンと来る名前なのかしら?一般人にはピンと来ない…。
休日の昼間で、演目も馴染みのある『シンデレラ』ということで子供が多いですー。
小さい頃から本物に触れられる機会があるのはいいですね。
私は田舎育ちなので、プロの舞台を観たのは18歳までに2回しかなかったから。発表会で先生の踊りは観ていたけど。
その反動で、上京してからは、たくさん舞台を観ています。
前置きが、長いですが…。
感想は、面白かった!ざっくりすぎる…。
シンデレラ可愛かった!ざっくりすぎる…。
正直、昨年観たマシューボーンのシンデレラが、音楽と演出の時代背景がマッチしていて、とてもしっくり来て、もしや、これがホントウのシンデレラ⁉️とまで思っていたので、童話のいわゆるシンデレラのストーリーで、昨年ほどの感動はあるのか?と思っていたけど、お話の繋がりもわかりやすくて、観ていて楽しかったし飽きなかったです。
一番スタンダードかな?と思う、アンシュトン版のシンデレラは、義姉妹を男性が演じているから、滑稽で醜くて(もちろん演技ですが)そりゃ王子に選ばれないよ…って感じもするのですが、スタダンのシンデレラは女性が義姉妹を演じているから、あの醜さをどう表すのか?と。舞台が始まって最初の方は、義姉妹美しすぎ…と、ちょっと違和感があったりもしたけど、観ていると、いやーやりとりが醜いですね(笑
えっ?そんな顔しちゃうの?大丈夫?って思うほど、義姉妹のお二人、もちろん継母も表情豊かで。ほんと、ひどい人たち!1幕の最後とか演技も表情もリアルで涙が出てしまった…。お姉様方、
そんなひどいことするの?
弁護士呼ぼう、シンデレラ。証言してあげるから。
と、本気で思っちゃうくらいひどい。
2幕もお姉様方の動きは激しく、蹴ったり蹴られたり取っ組み合いしたり…お姉様方、ロングスカートの結構重そうな衣装着てらっしゃるのに、そんなバランス崩すようなことして危ない…とバレエの先生に怒られるようなことしてらっしゃる。でも、戻るべき軸が定まっているから、もちろんたくさんリハーサルしているってのもあるとは思うけど、本当に危なくなるようなことはなく。さすがバレエダンサーの体幹。
衣装替えとか、舞台の上でも靴を履いたりベールを身につけたり、とても忙しい感じではあったけど、舞台上の衣替え?も自然で。現実に戻されることなく見入ってしまいました。
ネズミが可愛かった。
これは、ロビーにあったパネル。
ところで、鈴木稔先生の振り付けの特徴なのか?
シンデレラがガラスの靴を履いたり舞踏会に行く準備をしている傍らで、妖精たちが踊り続けている。どっちも観たい…でも、見れない。
そんなシーンがいくつか。センターで踊る人たちの背景でも踊る人たち…。どっちもは、見れない…。次回シンデレラ上演の際は、あっちの踊りを観たい…という欲望が。振り付け師の作戦か?これは、どうしてもリピートしなければ。
6月、7月、8月は、すでに観たい舞台が決まっておる。が…8月のあれはチケットが果たして取れるのか!?
では。