北海道雄武町で水質汚濁防止法違反の疑いで水産加工会社と工場責任者が書類送検されたらしい。
この水産加工会社は2023年6月9日から8月22日の間、7回に渡って排水口から基準値を超える汚水をオホーツク海に排出していた疑いがもたれている。
紋別海保によると昨年6月、海上保安庁が定める「海洋環境保全推進月間」に合わせてパトロールを実施していたところ目視で明らかに濁った水を垂れ流しているのを確認。
簡易検査を実施した時点で基準値を上回る汚水だったことが判明し、その後複数回本格的に裏付け捜査し今年4月に書類送検に踏み切った。
排出水からは重金属の一種であり日本の四大公害病の一つ『イタイイタイ病』の原因となった「カドミウム」とその化合物が基準値の約2倍、「浮遊物質量」は基準値の約3.8倍も検出されている。
この水産加工会社は海産物の加工・販売などをおこなっていてホタテの殻の洗浄をはじめとした加工作業の過程で発生した汚水を海に排出していた。
紋別海保は認否について明らかにしていない。
これまで汚水の排出に伴う健康被害などは確認されていないのだとか。
これは現在、世界中で掲げているエコや自然を守る活動からは大きく逸脱した最低の行為だと思う。
四大公害病でどれだけ人が苦しんだのかって事も授業で習わなかった？
結局、自分たちの会社の事以外を考えていないからこんな行為が出来るのだろう。
絶対に許してはいけない事である。
資源は有限であり、失われたものはもう帰って来ない。
ただでさえあまりキレイとは言い難いオホーツクの海を汚さないでくれ。
それにしてもイタイイタイ病って久々に聞いたな。
アッコ姉：「アタシと挑んで来た輩も大体「イタイイタイ」と叫びながらのたうち回ってるよ」
どちらも人災には変わりないんだけどさー…あ、ちょっとこの加工会社の工場責任者に
身を持って味わってもらったらいいよ。