流行りの新NISA、大成功と大失敗 | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

皆さんは投資、

やっておりますでしょうか?


投資はギャンブル、

貯金が一番!


私はまさにそう考えるタイプ。


「投資など絶対にしない!」と

鼻から決めつけて

全否定するタイプです。


--------------------------------------------------------

なぜそんな投資の話を

ブログに書いているかと言うと、


先日、私の旧友が

「知り合いのファイナルシャル・プランナーが

投資初心者向けの講座を

2000円でやるから来ない?」と

声掛けされ、


【変な投資を

持ちかけられるんじゃないだろうな】

とめちゃ怪しかったので

すぐに断ろうと思ったのですが、


「まー、話を聞くだけで

投資の話には絶対に乗らない」と決めて


【勉強になるかもしれない】

と言う思いで

講座を受けてみることに

なったからです。


そこで感じたことを

皆さんに共有したいと思います。


--------------------------------------------------------

まず、その講座の話をする前に

私の投資の知識ですが、

これはもう超ど素人で、


今から4年ほど前に

やっとこさインデックス投資を始めた程度。


なぜそれまで一切やってなかったのに

4年前急に始めたのかというと、

中田敦彦氏のユーチューブを

何気なく見ていて、


投資のことを解説する回があり、

その中田さんの解説が妙に分かりやすく、

「なるほど! そういうことか!」と納得し、

それなら、とちょっとやってみた感じ。


中田さんの言う投資の鉄則は

非常にシンプルで、


まずは絶対に証券会社や銀行、代理店などで

投資の口座を作ってはいけない。

必ずオンライン証券で口座を開設すること。

→オンライン以外だと、手数料が半端なく高い。

彼らのために投資する形になる

→楽天証券やSBI証券がオススメ


必ず新NISAで投資を始めること。

新NISAの枠を使い切るまでは

新NISA以外はやらない。

→無税のメリットは最大限享受すること


必ず投資信託のアメリカ、もしくは全世界の

インデックス投資で実施すること。


必ず信託手数料の安い商品を選ぶこと。


必ず長期で保有すること

→複利の力を最大活用する


この5原則です。

※インデックス投資とは、市場全体の値動きに連動した成果を目指す投資


つまり、


オンライン証券で、

新NISAで、

アメリカのインデックスファンドで、

(もしくは全世界)

信託手数料の安い商品を

長期で保有する


が正解というのです。


中田さんはご丁寧に、

「この商品を買いなさい」とまで言ってくれていて

何とも親切なわけです。

ズバリ言っちゃう中田さん


その商品とはズバリ、

「SBI・バンガードS&P500 インデックスファンド」

これ一択!

私は決して中田敦彦の信者ではないし、
もちろん彼のオンラインサロンには入ってません。

ましてや、バンガード社の回し者ではありません😅

ただ、私もかなり慎重派の人間なので
一応他にも株専門のユーチューブを
見漁って、
(例えば、両学長など)

ほとんど、いやすべての株専門家、
専門家気取りのインフルエンサーが
口を揃えて同じことを言っています。

あの世界一の投資家、
ウォーレン・バフェットさえも
自分が死んだ後の投資のことを妻に
「S&P500を買え」
と言っているというのは、
投資をやってる人なら誰でも知っている言葉です。

※〈S&P500インデックスファンド〉とは、米国を代表する500の企業か採用されている株価指数で、その指数に連動する投資信託商品
--------------------------------------------------------
もう一点、
株の買い方にも触れていて、

一般的には株は【分散投資】の
「ドルコスト平均法」という
毎月定額を積立てていくやり方が
推奨されているのですが、

これも【一括購入】と
メリット・デメリットがあり、
中田さんは、
まとまったお金がある人は
複利効果を最大限に得るために、
【一括購入】を勧めていました。

新NISAは、
・成長投資枠(年240万円 合計1200万円まで)
・積立投資枠(年120万円・月額最大10万円)
※合算で1800万円まで
のふたつがあり、併用可能なので、

中田さんの考えだと、お金に余裕がある人は、
成長枠に240万円一括で購入し、
積立枠でも毎月買っていく、
と言うのがいいのかも知れません。

ドルコスト平均法は、下落相場で
最後に上昇するケースでは
大きなプラスになる可能性がありますが、

一方、常に上昇する相場では
機会損失する可能性があります。

そのため、
基本的に上昇相場のS&P500では
一括購入が有利に働く可能性が高い、
と言うわけです。
(株なので絶対はありません)

※私も一括購入派です

--------------------------------------------------------
という感じで、4年ほど前に
インデックス投資を始めた私ですが、

その結果はというと、
まー、中田さんのおっしゃる通り、
S&P500は堅調に上昇を続けてきたわけです。
コロナ明けに一度停滞したものの、基本的にずっと右肩上がり

今日本は、インフレが遂に始まって
物価の値段が徐々に上がってきている状況。

昔は300円で食べることができた牛丼が
今や500円近くする形に。

つまり、お金の価値が下がってきているので
貯金だけしていると
資産は実質的に目減りしていくわけです。

世界ではインフレはもっと顕著なので
銀行預金は良いとされておらず、
インフレで資産が目減りしないように
投資が積極的に行われているわけです。

私が住んでいたフランスでは、
一番の友人は現金は全て「金」に替える
投資をずっと行っていました。

これからのインフレ時代では、
投資は必須の資産防衛策になるのかも
しれません。

--------------------------------------------------------
話は戻って、友人の
投資講座ですが、

これはちょっと問題が多く
時間の無駄でした、、、

まず、上記の知ってる話を
永遠とされ
(これは初心者講座だったので仕方ない)

さらに、新NISAに関する説明が
ほとんど無く

ハイリスクな金融商品の
販売へ繋げようとする。

その際に、投資信託商品には
信託手数料がかかり
それがどれぐらいなのか、
全く説明がない。

これはいけません。

みなさんも、
投資の話を持ちかけられたら、
必ず上の5つの条件を思い出し、
変な話に乗らないように
気を付けてください。

最後にタイトル回収ですが、
私は本当に投資の才能が無くて、
「インデックス投資はリターンが少ない」
と、一部の資金を個別株で
挑戦してみた話。

個別株とは、
会社の銘柄で株を買うことです。

上に述べたインデックスファンドは
利率がそこまで高くなく
ゆえにローリスク・ローリターンの商品。

一方個別株は、
急激に上がることもあれば
急激に下がることもある
ハイリスク・ハイリターンの商品。

例えば、
NTT、とか
ソニー、とか
トヨタ、とかです。

それで購入したのが、
・テスラ
・リビアン
・NTT
・TNT

という会社の株。
テスラはその当時、めちゃめちゃ
株価が上がってて、
「これは買わないと!」と
飛びつき購入。

リビアンは、アメリカの電気自動車の会社で
当時テスラが凄かったので、
同じ電気自動車ということで購入。

NTTは最近、
日本の通信会社と言えば、
と言うことで購入。

TNTは、AIによる株購入おすすめ
で提示され購入。

以上4銘柄、すべて大暴落してます、、、(涙)
テスラ。最高値の時に購入、、、(涙)

リビアン

NTT。最高値の時に購入、、、(涙)

TNT。3年かけてようやく買った時の値段に戻ってきた、、、(涙)

大人しく中田先生の言いつけ通り
インデックスだけ買っておけばよかった、、、(涙)

銘柄買いは
本当にギャンブルなので
皆様も私を他山の石とし
十分にお気をつけくださいませ。。。

--------------------------------------------------------
上記の「投資の経験」について
実際にはもっと色々やっており、
パフォーマンスもそれぞれなので
それらについて
シェアミィで詳しくお話してます!

投資についてプロに聞くのは
売りつけられそうで怖い、、、
でも経験者から失敗談や上手くいった話など
もっと詳しく聞いてみたい、
という方は是非チェックしてみてください!