コロナウイルス、フランス人の緊張感 | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

コロナウイルスがまだまだ蔓延し
生きづらい今日この頃。

今日、遂にフランス政府は
「学校の閉鎖」
「70歳以上は外出を控えるように」
「テレワーク推進」
「移動制限の呼びかけ」
という声明を発表しました。

パリで生活している限り
誰もマスクしてないし
特にコロナウイルスに関して
そこまで敏感になってる印象は
感じてこなかったのですが

今回の声明で少しはピリピリ感が
出るかもしれません。

日本のニュースなどを見ていると
かなり大変な様子が伺い知れるので
パリとのギャップに驚かされるのですが

そんなフランスの[のんびり]した状況を
揶揄したイラストが出回っていて
これがとても的を得ていて
思わずププ!!

それがこちら!

一番左の、立って棒で何やら
作業しているのが【中国】。

真ん中でしゃがんで作業しているのが【韓国】。

その隣で最も懸命に作業しているのが【日本】。

日本の右隣で作業しているのが【イタリア】。

そして、写真の右で
ポケットに手を入れながら
立ってこちらを向いてるのが【フランス】。

ポイントは、
中国、韓国、日本、イタリアが
完全防備の防護服を着て
懸命に作業しているのに対し

フランスは
半袖短パンという格好で
まるでリゾートにいるかのように
のんびりとした雰囲気なこと。

そして、フランスが言っているのが
「On reprend un truc à boire?」
(もう一杯何か飲む?)

この感じ、まさに!
という感じ!

フランスって、
何かのんびりしてるんですよね。

日本と対象的というか。

日本のピリピリも大変そうですが
フランスののんびり過ぎる感じも
大丈夫かな、と心配になります。

ただ、今日政府の声明が出たので
明日から少しはピリつくかもしれませんが。

いずれにしても
早く終息に向かってほしいものです。