エリート駐在員の悩み | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

パリに来てもう4年半ほど経ちましたが、
こんなに長いこといて
ほとんどできなかった
〈日本人男子〉の友だち。

フランス人、日本人女子とは
交友関係を結構深めてきましたが
〈日本人男子〉はなぜか
なかなか難しく

知り合っても
仲良くなった方々は
皆さん揃って日本に
帰ってしまったので、

以来〈日本人男子〉と
会う機会が激減したわけです。

そんな私ですが、
唯一、親しくさせて頂いている
〈日本人男子〉が二人おります。

爽やかで話がとても面白い
20代後半、30代の駐在員。

有名企業のエリート駐在員です。

誰もが羨むような
エリートの二人。

先日3人で飲みに行った時、
急に将来に関する
真面目な話になり、

私的には
〈そんな大手企業に勤める
エリートの二人は
将来に関する不安なんてないでしょ?〉

と思って、話を聞くと
「いやいや、そんなこと
全くないです!」
という回答。

エリート駐在員Aさんは、
「もうこれからは
会社の名前で仕事をしてるような人は
どんどん不要になっていくと思います。

これまでは会社が求める仕事をすれば、
それである程度はやっていけましたが

今はITなどのテクノロジーが
急激に現場を変えていて

どんどん人も減らしているので
いつ外に出されてしまうか分からない。
(出向など)

基本的に社員は
自分の会社の業務を
こなす事で精一杯なので

会社の外に出たら
(例えば会社を辞めたら)
何も出来ない、
本当に使えない人材でしかなくなる。

いつ会社を辞めることになっても
自分の力で生きていけるよう
今、何をするべきか
もがいてるところです」

超一流大学を出て
超一流企業に入っても
毎日毎日もがいてる、
と言うわけです。

もう一人のエリート駐在員Bさんは
パリの駐在員界では
最も顔が広い人物の一人。
「私も会社の名前で生きていきたくないので
自分には何ができるか、
毎日探してます。

どんなビジネスを作れるか。

会社が求めることをやる、
と言うような受け手では
もうやっていけないと思います。

ビジネスは自分から作り出してやる。
もしくは会社にやらせる、ぐらいでないと。

もし会社が、そのビジネスはできない、
と言うなら会社に縛られる必要は
無いと思います」

と言うわけで、
この二人のエリート駐在員は
日々情報を集めたり、
人と会ったりして
自分の力を高めているわけです。

いやはや、エリートは
こうして益々エリートに
なっていくんだな、と感心しっ放し。

YouTubeなんか作って
あくせくしてる自分は、、、

あ、あれ、まじでやばくない??
💦💦💦

と、久しぶりに
大きな刺激を受けたわけです。

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と、そんな駐在員の二人ですが
盛り上がったのは
〈食〉に関する話題。

【パリに住んでる】と言うと
「美味しいフレンチたくさん食べれて
いいよねー」
と日本の友人によく言われますが

二人と話して達した結論が
「フレンチって
そんなにテンションが上がらない」
という事。

〈フレンチ〉と聞くと
中には【高い】というイメージを
持っている方もいらっしゃるかも
知れませんが

フランスでは地元の料理なので
もちろんピンキリ。

高い店もあれば
庶民的な店もあります。

「フランスにいるのだから
フレンチ行こう」
と最初は張り切って
色々回っていましたが、、、

なぜかテンションが上がらない、、、

一方、和食・中華に行こう
となると

「やったー!」と
ガッツポーズが出るわけです。

ただ、パリの和食は
日本人がやってる
本当の和食屋は結構高い、、、
(中国人がやってる和食屋の何と多い事か!)

そして日本人がやってる和食屋は
寿司や割烹などが多い。

一見リアルな定食屋だけど
あれ?米が変じゃない?
なんかちょっと微妙、、
日本で食べるクオリティーではない、、、
となることが非常に多いわけです。

もっと、日本で普段行ってるような
リアルな和食の店に
行きたいわけですが
パリにそのような店は
本当に少ない。

・日本人がやっていて
・普段日本で食べていたリアルなメニューで
・適正価格!

そんな店を駐在員たちも
探しているわけです。

と言うわけで、
最近駐在員たちに
オススメしまくっているのが

【じんちゃん食堂】
という和食屋。
(写真は全て〈じんちゃん食堂〉のインスタから、提供頂いて掲載しています)
ひらがなと漢字で書かれた、リアルな和食屋の看板が印象的!

お酒の種類も豊富で
そしてなんと言っても
リーズナブル!

席数も多く、
お酒をたくさん飲みたい
駐在員の飲み会には
ぴったりです。

もちろん食事は
リアルな和食でめちゃめちゃ美味しい!
日本のリアルなメニュー! 毎日行きたい、、、

パリにいて、こんなリアルな
美味しい和食を食べられるなんて、、、
(お米がリアルな日本の美味しいお米というのも、本当に嬉しい)

まだ行ったことのない
駐在員の方々、
めちゃめちゃおススメです!!

日本からパリに旅行で
来られる方も、
フレンチに疲れたら

もう涙が出るほどホッとすること
間違いなしです。

どんなに和食が恋しくなっても
中●人がやってる
偽和食屋などには
足を運ばないよう
気を付けて下さい!

〈じんちゃん食堂〉の情報を
以下に貼り付けておきます。
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住所:
154 Rue du Faubourg Saint-Antoine, 75012 Paris
(バスティーユの少し先。地下鉄8番線、Ledru-Rollin駅の近くです)

営業時間:
火曜〜土曜
[昼]正午〜14時半(土曜は15時まで)
[夜]19時〜22時30分
※日曜・月曜は定休日

電話:
01 43 47 25 50
(もちろん日本人が電話に出ます)

駐妻さんにも、もちろんおススメです!!

では今日はこの辺りで!

それでは!