人種差別について考えたこと | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

フランスに来て4年半ですが
来る前はフランスに行くと
やっぱり人種差別とか結構あるんだろうなー

と思っていましたが、
4年半暮らしていて人種差別された、
と感じことは実はほとんどありません。

ただし、これはパリに住んでいるから
なのかもで、

フランスの地方や他の
ヨーロッパの国やアメリカでは
どうかは分かりません。

さらに、
もっと深くフランスコミュニティーに
入り込んでいれば
差別はあるかもしれませんが

私のように
数人のフランス人の友人が
いるだけで

あとはふつうにフランスで
暮らしている分には
特に人種差別を感じることは
ありません。

フランスは人種差別に非常に厳しく
もし人種差別をして訴えられたら
刑務所行きもあり得る話です。

また、人種差別は不教養の証し
という認識が浸透しています。

なので、教養のない人、
洗練されてない人ほど
ターゲットを見つけて差別をする
とされています。

(教養ある人も、影で何言ってるかは不明ですが)

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ただ、もちろん差別は
ゼロではなく、

白人がアラブ人を
アラブ人が黒人を
白人がアジア人を
アラブ人がアジア人を

と言ったように
人種差別する輩が
いることは事実です。

そんな差別を目の当たりにすると
「ほんとこいつら、人として最低だよな」
と思うわけです

しかし、よくよく考えると
「あれ? 日本には差別ってなかったっけ?」
と思うわけです。

例えば、
他のアジアの国から来た方々にだったり
もしくは、日本人同士でも
住んでる地域で差別したり
出ている学校で差別したり
勤めてる会社で差別したり

もっと言うと
同じマンションでも
住んでいる階で差別したり


もしそんなことがあるとすれば、
それは最低な行為で
不教養の証しであり、
洗練されていない、

と言うことを
自ら公言しているようなものな
わけです。

差別されると
異様に怒りを感じますが

特に意識なく差別をしていることが
もしあるとすれば

それは本当に最低なことですよね。

と、ふとパリの街を歩いてて
思ったので書いてみました。

では!