駐在女子に学ぶ、尋常じゃなく縮んだ洗濯物を復元させる奇術 | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

パリで生活を始めて
「嘘でしょ!」と驚いたことの一つが

洗濯物の縮み方が
尋常じゃない!

こと。

もう2年半以上住んでるので、
さすがに同じ間違いを繰り返す
アホな私でも
今ではほぼやらなくなりましたが、

つい最近まで
奥さんの大切なお洋服を
おもちゃの洋服みたいに
ギュッ!
とミニチュア化してしまうミスを
2か月に一度はやっていました。
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こんな感じで、ギュッとミニチュア化させてしまう事故です


もちろん日本でも
たまに洗濯して洋服を
縮ませてしまうことは
何度かありましたが、

パリでの縮み方は
日本の比ではありません!

焦りを通り越して
思わず笑ってしまうレベル
です。

洗濯槽から取り出し
その縮まった洗濯物を広げた時、

まず
げっ!
となり、
やっば、どうしよう、、
としばらく固まってから

想像を超えて小さくなった
奥さんの大切な服を見て
いや、でもこんな小さく
なるもんかね
と、思わず”ふふっ”と
なってしまうわけです。

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しかし、
なぜパリの洗濯物は
日本と比にならないぐらい
ギュッと小さくなってしまうのでしょう。

それは、最近まで
気がつかなかったのですが、

パリの洗濯機は
洗濯温度が60度!と
高温だから。

これまで私は
洗濯物は高温で洗うと
縮んでしまうタイプのものがあることを
知りませんでした。

そして、パリの洗濯機は
高温洗浄だということも
知りませんでした。

なぜパリの洗濯機は高温洗浄なのか、
それは、
パリは景観を守るため
洗濯物を外に干せないから。

外に干せないと
殺菌ができないので、
高温洗浄で殺菌を行う、
というわけなのです。

※日本は太陽光で干して殺菌できるので、高温洗浄は必要ないみたいです
※高温洗浄のほうが、汚れがよく落ちるメリットはあるみたいですが

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と、その事実を知って以来、
「あ、これは縮みそうな生地だな」と
疑わしいものがあった場合、

設定温度を通常の60度から
20度に設定し、洗うようにしています。

すると、ほとんど縮みなく
洗うことができます。

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ただ、このパリの洗濯機、
どれも温度調整ができるわけではありません。

中には60度以下にならない、
ものもあるようです。

今日家に遊びに来た
奥さんの友人Iつかさんは
そんな温度設定がままならない
洗濯機の持ち主。

というわけで彼女は
縮むこと前提で洗濯するらしいのですが
どう”縮む問題”に対処するかというと、


洗濯する日は「洗濯デー」と決めて
何と!
体を綺麗に洗って
ノーメイクで
洗濯終了をスタンバイ。

そして、
洗濯が終わるや、

濡れた状態の縮んだ洗濯物を
すっぽんぽんの体に
直接、強引にねじ込んで
繊維を伸ばして
体にフィットさせる

という
何ともワイルドな方法で
この“パリの洗濯物 縮む問題”に
対処しているというのです。

華やかに見える駐在女子のパリライフ、
その実、結構大変なようです。。。

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