パリで流行ってるシェアサービス & 電気系の乗り物! | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

2017年、
(勝手に)パリ流行大賞!

前々々回に20キーワードを
挙げさせていただきましたが、

過去二回、短く説明すると書いて
結局一回に一個しか書けておらず
それではとても20個書き終わらないので、
今回こそ、本当にぱぱぱーっと
説明します!

【(勝手に)ノミネート】
01: Jonathan (ジョナトン)
02: 格安ジム ネオネス
03: エアーソファー
04: シティースクート
05: 新大統領マクロン誕生
06: 2024年パリ五輪決定
07: 電気系乗り物、活況(車、バイク、自転車、キックボード、エアホイール、トゥクトゥクetc)
08: PSG ネイマール&ムバッペ加入
09: Iotプロダクト
10: 2CVパリツアー
11: コレット閉店へ
12: ベリブ電動化へ
13: プロジェクションマッピング
14: 自家製食品
15: ボルドーバブル
16: ストリートフード
17: 日本食ブーム続く
18: ディオール展&イヴアンローラン展
19: サーキット・コート
20: ローラーブレードのパリ巡りイベント

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①②については
前々回、前回に書かせていただいたので、
③の「エアーソファー」から。

【③エアーソファー】
{A8B79FFA-0C7F-4E6F-9E59-19D15A93A68D}
カラフルなソファーです

これは、公園などで使用する
ソファーで、
浮き輪のように空気を入れて
使用するものです。

日本でも既に人気かもしれませんが、
パリで今年、公園など
あちこちで見かけました。

世界的に流行ってるのかも
しれません(^^)。

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【④シティースクート】
【12: ベリブ電動化へ】

パリで今盛り上がってるのが
車、バイク、自転車の
シェアリングサービス。

日本でも始まってると思いますが、
パリは現在、特に増えてるのが
バイクのシェアリングサービス、
“シティースクート”です。
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このようなバイクです

このサービスの特徴は、
・スクーターが電動であること
・どこでも乗り捨て可能なこと
です。

“電動” は今のパリのキーワードで
車、バス、バイク、自転車、スケボー、、
何もかも電動化が進んでいます。

このシティースクート、
電動なので恐ろしく静かで、
無音でスーーーーーーッと
走っていきます。

ちょっと未来っぽい雰囲気すら
感じるスクーター(^^)。
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専用のアプリをダウンロードして、アプリからスクーターがどこにあるか探して、置いてあるスクーターを借りることができます(スクーターにGPSが付いています)

スクーターに慣れてない方のために
専用の講習会もあり、
先日行ってきました(^^)。
{E6C99987-8EFE-4142-8F0D-C474E6FD9852}
こんな感じで、みんなで講習を受けます

{20F88679-67A9-4191-956A-9EDE850BA0C8}
ビルの中のスペースを使って走行講習をします

そして、このシティースクートは
どこでも乗り捨て可能なので、
パリの至る所に
このシティースクートを
見かけることができます。
{AA778F4A-0DDF-4895-99F4-76273EC69F61}
こんな感じで置いてあります

しかし中には、
とんでもない置き方をしている人もいて
それが問題になっているのも事実。
{2CE81210-5790-4426-B25F-420D66F78B1C}
おい! そこに置くんじゃないよ!!ムキー

そして、シェアリングサービスですが、
パリでは数年前から自転車の
シェアリングサービス”ベリブ”があり、
{DE3574F8-220A-411D-AFAC-00ABBFDEAA10}
これがベリブです

今やパリ市民の足となって
大活躍していますが、
来年からこのベリブ、電動化するとのことで
現在そのステーション工事が進行中。
{4BE60687-D152-4999-8195-268A1A62783E}
これまでのベリブステーションを撤去し、新しいステーションを設置工事中

こちらの新世代ベリブは
電動、と言っても
”電動アシスト機能付き”なので
電気だけで動く代物ではありません。

ちなみに、今パリでは
この自転車シェアリングサービスの
競争が激化しており、

ベリブだけでなく、
GoBee Bike と oBikeという
二社が新たに参入。
{810385A2-1AF9-4F24-8378-1387AE9862E7}
こちらがGoBee Bike。緑の自転車です

{3592A03E-04FC-4BF9-B085-AA4D11A0E4C9}
こちらがoBike。黄色の自転車です

こちらの二社は
前述のシティースクートとほぼ
同じシステムで、

アプリをダウンロードして
支払いはそちらから。
※ベリブはステーションでの支払いが可能
{6AB3767F-B690-453D-B060-251BABF364C2}
専用のアプリをインストールし
{918E148A-6BB7-45B2-91A8-D066128BFD0B}
アプリの地図から、自分の近くにあるGoBee の自転車を探し出し(こんな感じで、パリ市内にわんさかあります)
{9BC63903-8DAD-4821-A57A-D29F7EEE9472}
こんな感じで自転車を探し出します

{2E9A086B-7EFA-4DBB-9196-A828E47C85C1}
自転車に付いているQRコードをアプリでスキャンすると、ロックが外れて自転車を使うことができます。両社30分0.5ユーロ(約66円)
※ベリブは1日1.7ユーロ(約226円)
※ベリブは30分毎にステーションに返却が基本。それ以上連続で乗ると、追加料金

ただし、
やはりこの二社のサービスだと
シティースクートと同じように
自己中の輩が
変な所に乗り捨てる問題が発生中。
{5ACDDC8B-613F-4DA1-9A09-119FBDEC2E00}
ショッピングセンターの通路の真ん中に堂々と乗り捨てる、自分勝手な人、、、これはマナー違反です

ひどい人だと、
自分の家に乗って帰って
自分のロックを勝手にかけてしまう人も。

それだと、他の人は使えず、
そして、誰がロックしたかも
特定不能。

そんな私物化する
ひどい奴もいて、問題になってます。

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と、パリでは今
こんな感じでシェアリングサービスが
大いに盛り上がっています。

ここまで長くなりましたが、
ここからはパパーッと!

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【⑤新大統領マクロン誕生】
これは言うまでもなく
日本でも大いに取り上げられたと
思うので、割愛します。

ざっくり言うと
フランスに
グローバリズム&
企業の優先主義の
39歳という超若い大統領が誕生。

アメリカ、イギリスが
反グローバリズムを選ぶ中、
EUはマクロンのおかげで
何とか生きながらえることができた、
と言った所でしょうか。

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【⑥2024年パリ五輪決定】
これもニュースで知っている方が
多いと思いますが、

2020年の東京オリンピックの次の
2024年のオリンピックが
パリ開催に決まったというもの。

皆さんご存知の話題なので
割愛します。

ちなみに、パリでは
この決定はなぜか
たいして盛り上がりませんでした。
※盛り上がりを演出しているのは行政だけ

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【⑦電気系乗り物、活況(車、バイク、自転車、キックボード、エアホイール、トゥクトゥクetc)】

こちらは、前述の
〈ベリブ電動化へ〉の所でも
少し書きましたが、

パリは今、あらゆるものの
電動化が進んでいて、

車、バス、バイク、自転車だけでなく、
キックボード、エアホイール、スケートボード、
さらには観光用のトゥクトゥクまで
電動化が進んでいるというものです。

日本も増えていると思いますが、
パリではかなり頻繁に
電気自動車、電気バイクを見かけます。


ちなみにパリ市は今年7月に、
2040年までにフランス国内の
ガソリン車、ディーゼル車の販売を禁止し、
EV(電気自動車)とHV(ハイブリッド車)しか
販売を認めない方針を示しました。

ちなみに、パリは
2024年までにディーゼル車の走行を
段階的に禁止、

2030年までには
ガソリン車の走行も段階的に禁止すれば
政府が掲げる目標を
達成できるとしています。

また今年からパリでは
フロントガラスに排ガスレベルを
示すステッカーを貼ることが
義務付けられ、
※レベルによって6色あり

その色によって通行を制限する、
と言う規制を始めました。

と、その排ガスの話はさておき、
パリは電気で動く乗り物の
バリエーションが本当に豊かです。

ヨーロッパの国の中では、
イギリス、ドイツ、イタリア、
ベルギー、オランダの
どの主要都市よりも、
圧倒的にパリが電気ものの
乗り物では進んでいると感じます。

長くなったので、
この話はこの辺で。

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次の【⑧PSG ネイマール&ムバッペ加入】は、
PSGとはパリのサッカーチーム、
〈パリ・サン=ジェルマン〉のことで、

パリのサッカーチームに
世界的なスーパースターである
ネイマールJr(ブラジル人)と、
フランスのエース候補No.1である
ムバッペが参入した、という出来事。

サッカーに関心がない方にとっては
何のこっちゃですが、
サッカーはフランスNo.1のスポーツで、
パリ・サン=ジェルマンは
多くのパリ市民に愛されるチーム。

この二人の参入により
パリ・サン=ジェルマンは圧倒的な
強さを獲得し、念願の
世界一のチームになる可能性がある!

と、パリ市民が熱狂した
(今も熱狂中)というトピックスです。

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流石に長くなりすぎているので
今回はここまでと
させていただきます。

続きはまた次回、
書かせていただきます!