天気:晴れ
パリはいまやラーメン屋が
多数立ち並び、
ラーメン関係の話は
それほど新鮮なトピックスでは
ないのですが、
先月新たにオープンした
一風堂のパリ2店舗目、ルーブル店に
今日行ってまいりました。
ルーブル店、と言っても
ルーブル美術館からはちょっと遠く、
実際はレアールにあるので、
"一風堂レアール店"と言うのが本当ですが、
ディズニーランドが千葉にあるのに
東京ディズニーランドと
言っているのと同じ話なのでしょう。
まー、それはいいとして、
中に入ると、、
そして、
何が凄いかというと、
店内に入ると、フランス人たちが
ボン・ジュール!(こんにちは!)と
我々お客にフランス語で挨拶した後、
「お客さまです!」
と日本語で店内に大きな声でコール!
すると、店内のフランス人たちが
「いらっしゃいませ!!」
とこれまた日本語で
店員全員が一斉に挨拶をしてくれます。
フランス人スタッフ全員から
「いらっしゃいませ!」と
きちんとした日本語で言われたとき、
「え、えーー!?」と
びっくりし、思わず笑ってしまいました。
この日本式の挨拶、サービスを
一風堂はかなり徹底させていて
あのフランス人を完全に日本人化させています。
フランス人も教育されると
日本人みたいに
「お客様第一主義」的なサービス、
できるようになるんだー、と
驚いた次第です。
※この教育、かなり大変だったようです
そして席に着くと、
すぐにフランス人の店員さんが
メニューを持ってきてくれて、
いいタイミングで
飲み物のオーダーを取りに来てくれます。
実はこの接客、パリでは
当たり前ではありません。
普通パリのレストランやカフェだと
日本のように手を上げて
「すいませーん」とやるのは野暮で、
自分の席担当の店員に目で合図を送るか、
彼がそばを通るときに
「すいません」と軽く言うか、
でオーダーを取ってもらうなどします。
しかし
これまた忙しいふりの店員が
パリには異様に多く、
自分のタイミングでしか目を合わせないし、
なかなか近く通らないわで、
せっかちな私は
いつもイライラしてしまうわけです。
ついでに言うと、
これが会計のときもそうで、
彼に「会計お願いします」と伝えるのに
5分かかったりすることもあります。
※フランスは席会計が基本なので
さらに彼が伝票持ってくるのが5分。
そして、「カードで払いたい」旨を
先に伝え忘れると、
彼がカード支払いの機器を
持ってくるのにまた5分。
会計で合計15分。。
どんだけやねん!
昼休み、終わってまうがな!!
しかし、フランス人たちは
基本ずーーーっと話してるので
そんなことにイライラする様子は
微塵もありません。
あー、自分のタイミングで
レジで払いたい。。
と、話がだいぶ逸れましたが、
一風堂に話を戻すと、
一風堂の店員はお客のことを
しっかり見ているので、
すぐにオーダー取ってくれて
ノーストレスです。
そして料理も、
もちろん美味しい!
そして、もちろんラーメンも!
帰れるところがあるというのは、
素晴らしいことです。
ところで外国人にとって
ラーメンを"すする"というのが
難しい食べ方らしく、
一風堂ではこの"すする"
食べ方を推奨していました。
中には、、
フランスでは食べるとき音を立てないが、ラーメンをたべるときは大きな音を立てて食べるのが良しとされます。一風堂ではズルズルと音を立てて食べるのを推奨し、それを"ズズット"と名付けます。と書かれてます
さらに
①香りを嗅いで
②スープを味わい
③ズズッと食べる!
と説明。
"ZUZUTTEZ"とは、一風堂が作った"ZUZUTTO"の動詞形、"ZUZUTTER"(ずずっとすする)の、活用形(すすってください)でしょう。なかなか面白い!!(^^)
一風堂、
かなりパリ進出に
力を入れているようです。
そして、このパリ2店舗の
マネージャーさんが偶然いて
話すチャンスがあったので、
「忙しくて寝てないと聞きましたが、
大丈夫ですか?」
などと少し話をさせていただき、
ついでに写真も撮らせていただきました!
吉田さんはパリの前は
台湾を担当。約3年で8店舗を
展開させたやり手の方です。
風の噂で、
「一風堂のパリマネージャーが
多忙で30日間休んでない!」
と聞き、心配で伺ったわけですが、
と聞き、心配で伺ったわけですが、
大丈夫です! 寝てます! とのこと。
よかったです(^^)。
以上、
まだまだラーメン人気が
続きそうなパリからお伝えしました!