天気:雨
パリの中心を横切るセーヌ川には
多くの橋が架かっていますが、
昨今特に話題になった橋といえば、
ポンデザール(芸術橋)。
この橋は、パリで初めて架けられた
鉄製の歩道橋(1804年完成)。
※現在のものは、1984年に修復されたもの
もともとは
ナポレオン(1世)の命によって
作られましたが、
この橋を有名にしたのは
何と言っても、愛の南京錠。
恋人同士が永遠の愛を誓い、
南京錠に二人の名前を書き、
ポンデザールに取り付け、
セーヌ川に鍵を投げ込む、
という儀式のようなものが
数年前に流行り、
これによって物凄い数の南京錠が
橋に取り付けられて、
その南京錠の重さによって
橋の一部が崩壊する、という
事態が発生。
非常に危険ということで、
昨年からパリ市は金網を撤去し、
ガラス板に変更したわけです。
※上の南京錠が付いた金網は、ポン=ヌフのもの
で、この橋を渡ってみると、、
歩行者専用の橋なので、
ゆったりしています。
下は木でできていて
いい雰囲気です
橋の上からセーヌ川を見ると、
ルーヴル美術館側を見ると、こんな感じです。
で、この橋、
今の季節こそ写真のように
そこまで人で溢れていませんが、
夏には夜にフランス人たちが
この橋の上に座り込んで
ワインを飲みながら
夜遅くまで小パーティを楽しむ
光景が繰り広げられます。
という、この橋ですが、
南京錠がなくなった、と思いきや、
よく見ると、、
ん? 鉄の柱に何か取り付けられています
↓
南京錠! どうしても、この橋に付けたいようです!
で、目線を上げて
街灯を見ると
街灯にも、何かが取り付けられてます
↓
やはり南京錠! これ、取り付けるの結構大変だったはず一体どうやって
街灯に取り付けたのか?
"どうしてもこの橋に南京錠を取り付けたい!"
という恋人たちの執念が
ここに鍵をかけさせたのでしょうか。
世界には変なことする人
多いものです。