マリー・アントワネットが処刑された場所、コンコルド広場 | 西方見聞録(旧パリレポート)

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2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

4月21日(木)
天気:晴れ


パリの広場と言えば、
やはり何と言ってもコンコルド広場です。
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この豪華な噴水、近くで見ると迫力がすごいです!

そして、広場の真ん中にそびえる
のがエジプトからやってきたオベリスク。
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高さ22.55m、"クレオパトラの針"と呼ばれています

この広場は、約260年前に
ルイ15世在位期に作られ、

それから約40年後、
その孫であるルイ16世が
フランス革命によって
処刑された場所でもあります。
※他にマリー・アントワネットや、
貴族たち1340人ほどが、ギロチンで処刑されました


このコンコルド広場は
西にはシャンゼリゼ大通り。
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まっすぐ行くと、凱旋門があります

東にはチュイルリー公園&ルーヴル美術館。
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チュイルリー公園の入口には、観覧者があります

南にはブルボン宮殿。
これは、
フランス革命前、
フランス王家が建てた宮殿です。
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今は国会議事堂として使用されています

そのブルボン宮殿と
コンコルド広場を挟んで
対面しているのが、

フランス革命を収集後、
ヨーロッパ諸国に進出して、
フランスの一時代を築いた
ナポレオン1世が(最終的に)建てた
マドレーヌ教会があります。

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北には、ギリシャ神殿みたいな建物がマドレーヌ教会が見えます
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近寄るとこんな感じです。
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フランス革命前に作り始め、革命によって建設は何度も中断され、約80年かかって完成しました

横幅43m、奥行き108m。
実に大きくて迫力があります。

このマドレーヌ教会、
ナポレオンは自分の軍隊である
陸軍の栄光のシンボルとして
建てたのですが、

見た目が、
正対するブルボン宮殿と
似ている。。


コンコルド広場から見ると、
ギリシャ神殿のような建物が
南北にあるわけです。

実はブルボン宮殿も
最終的にはナポレオンが
ギリシャ神殿のような建物に改築。

ナポレオンは
パリを古代ギリシャ・ローマのような
都にしようと考えていたため、
このような様式の建物が
パリには見られるわけです。




パリの名所が見渡せ、
また血なまぐさい歴史も詰まった
コンコルド広場、
パリを訪れた際には、
ぜひ立ち寄ってみてください!!