🛣 頭の上を車が走る 🛣️ ~バイパス道路~
地元の秋祭りの季節です。
街中の神社は、週末にかけて、いつも以上の賑わいをみせています。
その中の一つの神社、
すぐ近くをバイパス道路が通る計画がある、とお聞きしました。
しかも高架の道路です。
社殿のすぐそば、そして、社殿の屋根よりも高いところを、
車が走るのです。
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日本の多くの家には、
仏教の仏壇と、
神道の神棚とがあります。
神仏習合で、何の違和感もなく両者が共存しています。
そして、
神棚は、一番高いところにお祀りするのです。
もし、上に2階があったり、人が通るような住宅事情である場合には、
どのように対処したらよいのかを、
維摩会 春秋館で教えていただいたことがありました。
お祀りする、というのは、
そういうことなのです。
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バイパス計画がわかってから、
神社は計画の変更を、色々な方法で願い出ていますが、
今のところ、まだよい話しにはなっていないようです。
自分の頭の斜め上を車が走る、というような環境であったとしたら、
落ち着いて日常生活を送るのは、だれにとっても難しいことでしょう。
社殿の斜め上を車が走る、というのは、それ以上のことなのです。
このことに気が回らないようになってしまったことが、
一番の驚きでした。
これは、その神社だけの問題ではなく、
その地域や、ひいては日本全体が、
神社や伝統、文化というものに対してどのような姿勢をとるのか、
ということが問われている問題であるように感じます。
こう感じるのは、決して大げさなことではないだろうと思うのです。
